苦手な飲み会を上手に乗り切る方法を紹介
社会人になると忘年会・新年会・歓送迎会など、職場の飲み会に参加する機会があります。でも「会社の飲み会って苦手なんだよね」という人も意外と多いのではないでしょうか。職場によっては、何となく飲み会に参加しないといけない雰囲気があったり、中には半ば強制的に参加を求められる職場もあるとか。
飲み会が苦手な人にとって職場の飲み会というものは、楽しむことができない気が重いイベントになのかもしれません。そんな、つらいイベントを克服するにはどうすればいいのでしょう?
ここでは、上手に飲み会を乗り切る方法と、角を立てることなくスムーズに飲み会を断る方法を紹介します。どうしても飲み会に参加しなければならない人や、何とかして飲み会をバッくれたいという人の参考になるはずです。
苦手な飲み会の乗り切り方は5つ
飲み会が苦手な理由は人それぞれ。「お酒が苦手」という人や「飲み会の雰囲気が苦手」という人もいれば、職場の人間関係やコミュニケーションに苦手意識を持っている人もいるはず。そんな、会社の飲み会が苦手!という人のために、飲み会をそつなくこなすポイントを紹介します。
ポイント1.話すのが苦手なら聞き役に徹するべし!
「人とうまく話せない」「場を盛り上げるのが苦手」という理由から、飲み会が苦手な人は多いはず。職場の飲み会で、同僚と楽しそうに話している人や上手に盛り上げている人を見ては、羨ましいと感じていることでしょう。でも、だからといって無理をする必要はありません。話をするのが苦手なら、聞く方の立場に回ることでも立派なムードメーカーになれるのです。 特に、人は誰でもお酒が入ると色々と語りたくなるもの。そんな「誰かに聞いてほしい!」という人のために話を聞いてあげたら、自分も話をする必要もないし、相手も満足してくれるので一石二鳥なのです。話好きの上司のお相手をして、普段聞けないような興味深い話や役に立つ情報を聞ける可能性もあります。
話すのが苦手な人は、うまく話そうと思えば思うほど失敗してしまうものです。おもしろいことを話して、相手を楽しませなければならないと思い込んでいませんか?強すぎる思い込みは捨てて、自分の得意なことに徹すれば、あなたの飲み会嫌いを克服できるかもしれません。
ポイント2.苦手な人がいるなら適度な距離を保つべし!
苦手な人や嫌いな人がいて、せっかくの飲み会が楽しめない!という理由から、飲み会に参加したくないパターンです。そんな時はできるだけ離れた場所に座って、その人と接触しないようにするのが得策だといえます。
本当は顔を見るのも嫌になるくらい嫌いな人がいるとしても、職場の人間関係に私情を持ち込むのはご法度。あなたの社会人としての資質が問われてしまいます。飲み会の楽しい雰囲気を台無しにしないためにも、相手と距離をおいた大人の態度をとる必要があるのです。
苦手な人がいる場合、「飲み会は仕事の延長」と考えて行動しましょう。そうすれば好きな人や嫌いな人に関わらず、仕事の相手としてうまく対応することはできるはず。嫌いな人がいるからといって仏頂面をしていると、場の空気を悪くするだけでなく、あなたの株が下がる可能性もあります。
ポイント3.お酌を断りきれないなら「飲んだふり」テクをマスターすべし!
お酒が苦手な人にとって、無理にお酒をすすめられるのって困りますよね。いくら「飲めないので」とお断りしても、酔っぱらっている人には通用するはずもなく、結局は強引に注がれることに・・・。自分のペースでじっくり飲みたい人にとっては、苦痛以外の何物でもありません。
「お酒がたくさん飲めない」「自分のペースで飲みたい」という人は、以下のような「飲んでいるように見えるテクニック」を身に付けて、強引お酌野郎を撃退しましょう。
・途中からノンアルコールビールに変える
・ウーロン茶をウーロンハイと見せかける
・グラスに口を付けても決して飲まない
・常にメニュー見ながら悩んでいるフリをする
・グラスに山のように氷を入れて薄くする
いかにも飲んでいるように見せるためには、あなたの演技力も求められます。
また、席を決めずに他の人にお酒を注いで回るのもおすすめの方法。ずっと同じ場所にいると飲んでないのがバレてしまいますが、常に位置を変えていれば飲んでいないこと気づく人はいません。もし相手にお酒を注がれたら、忘れたふりをして飲まずにコップをその場に置いて、さらに移動を続けましょう。
ポイント4.「飲み会ぼっち」が嫌ならおいしい席をおさえるべし!
職場に親しい人がいない人や、自分から話しかけるのが苦手な人が陥りやすいのが「飲み会ぼっち」です。「周囲の会話に入ることができない」「気付いたら孤立していた」など、飲み会ぼっちになるくらいなら、飲み会なんて参加しない方がマシだと感じてしまうのも無理もありません。
飲み会ぼっちにならないためには、以下の5つの方法がおすすめです。楽しいかどうかは別として、とりあえず周囲からは「アイツぼっちになってるよ」と思われることはありません。
・親しい同僚や上司の近くに座る
・できるだけ端っこの席は避ける
・他のぼっち仲間を探す
・興味がなくてもそばにいる人の会話を聞いているフリをする
・トイレに行って戻ってきた際、一番盛り上がっているグループの輪に入る
ポイント5.アルコールが苦手なら周囲にきちんと理解してもらうべし!
お酒が弱い人やお酒が飲めない人が、飲み会を苦手だと感じる理由の一つに「周囲に理解してもらない」ということがあります。世の中にはまだまだ「お酒は訓練すれば強くなる」と信じている人がいるので、無理にすすめられて嫌な思いをしたという人は多いはず。
お酒が飲めない人や弱い人は、アルコールを分解する酵素の働きが弱いことから、頭が痛くなったり、顔が赤くなる、心臓がドキドキするなどの症状が出やすいといわれています。そのため、まずは自分の適量をしっかり理解することが必要です。そして、時には毅然とした態度で「お酒が弱い」ということをアピールしましょう。
どうしても参加したくない飲み会を波風たてずに断る方法は4つ
会社の飲み会に出ることで得られるメリットが多いことから、参加した方がいいのは分かっているけど、どうしても負担に感じてしまう場合は欠席するのもやむを得ないことです。
ただし、たとえ気が乗らない飲み会でも、あからさまに「行きたくない!」という態度を取るのはNG。飲み会の誘いを断る際は、どんな場合でもせっかく誘ってくれた相手に、忘れずに感謝の気持ちを伝えましょう。「お誘いはありがたいのですが…」「ぜひ参加したかったのですが…」など、一言添えるだけでだいぶ印象が変わるはずです。
それでは、どのように断れば角が立たないのか上手な断り方をご紹介します。
歯医者の予約が入っている
どんな時でも使えるオールマイティな断り方です。
虫歯のようなお口の中のトラブルは、病気やケガほど重篤ではないけれど、放ってはおけないのであっさりと納得してもらえるはず。「別の日に変更できないの?」なんてツッコまれないように、なかなか予約がとれない病院だということをしっかりアピールしておきましょう。
どうしてもやらなければいけないことがある
当日になって、急に飲み会に誘われた場合におすすめの断り方です。 「夜に宅配便がくることになっている」「犬にエサをあげる」「友達の結婚祝いを買いに行く」など。とにかく「今日じゃないとダメ!」という理由をあげましょう。さらに、「どうして事前に言ってくれなかったの?」と残念そうにすれば、逆に誘った方が申し訳ない気持ちでいっぱいになるはずです。
医者からお酒を止められている
しつこく誘われて困っている人におすすめの断り方です。
具合の悪い人を無理に誘う人もないので、一度断れば当分の間誘われることはありません。ただし中には「飲まなくてもいいから」と、参加を無理強いしてくる人もいるはず。そんな時は「飲みたくなっちゃうから勘弁してください」と、飲みたいけれど飲めないもどかしさを切実に訴えましょう。
田舎から親が出てくる
親元を離れて暮らしている人におすすめに便利な断り方です。
本人の都合ではなく、家族の都合なら角が立つことはないでしょう。親がはるばる子供に会うためにやって来ることを聞いて、逆に相手から「しっかり親孝行しろよ!」なんてゲキを飛ばされてしまうかも。ただし頻繁に使えないので、いざという時の奥の手として使うことをおすすめします。
誘いを断った飲み会の当日は、SNSの書き込みには注意が必要です。断ったことすら忘れて「仲間と飲んでまーす♪」とか「彼女とらぶらぶ☆」なんてリア充メッセージをアップして、職場の誰かに見られでもしたら、あなたの信用問題に関わりますよ。
飲み会が苦手な理由と乗り切り方を社会人15人に聞いてみた
飲み会が苦手で行きたくない理由、飲み会に誘われたときの対処法、参加せざるを得ない場合に早く帰る方法について、15人の社会人から詳しくお話を伺いました。
20代の苦手な飲み会を乗り切る方法体験談
上手く飲み会から抜ける方法
ピカチュウ(20歳 事務職)
飲み会に行けば愚痴ばかりを言われてしまい、気が滅入ってしまいます。飲み会が嫌な時は「他の人と約束がある」と言います。もしくは、「用事があるのでまた今度誘ってください」と言います。私はこれを何回か使ったことはありますが、怒られたりしたことはありませんでした。
無理に行かされる場合は、上司や同僚にお酒を飲ませてできあがる頃に「用事ができた」と言ってその場を離脱、もしくは「気分が悪くなったので帰らせてもらう」と言って離脱します。
もしくは、途中で携帯がなったフリをし、一度外に出て電話をしているフリをして中に入り「すいません、急に用事が入りました」などと言いながら帰るといったこともありました。
実家の両親に活躍してもらいます
まる(28歳 事務職)
一日中、一緒に仕事をしていて、昼休みも1人でランチができる日はほとんどないので、仕事が終わってまで、職場の人と飲み会に行く気になれません。
よく使うのは、電車で1時間くらいのところにある実家に戻らなければいけなくなったことにして、職場の飲み会を断る方法です。申し訳ないと思いながら、両親のどちらかが少し具合が悪いことにして、夕食の食材を持って帰らなければいけない、ということにしています。
行きたくないけどどうしても行かなければならないという時は、会計を済ませて、2次会の場所へ移動中に親しい人にだけ帰ることを伝え、ソッと集団から離れます。
嫌な飲み会は行きません
トラ(24歳 看護師)
やっぱりまだ20代前半は職場の中でも下っ端で、飲み会に行っても上司の話を上手く聞いたり、お酒を持って挨拶回りしないといけない風潮がどうしても嫌だから、あまり行きたくありません。自分が上司に話すのも苦手だし、お腹満たす前に気を遣いながら食事をするのが本当に苦手です。
職場の飲み会といっても、私のとこは1年に良くて3回ぐらいしか開かれないのですが、どうしても行きたくない時は「用事がある」と言って断っていました。一人暮らしだったので、「両親が夜来るらしいんですよー」とか言って。そうすれば誰も何も言いませんでした。
どうしても行かなければならない飲み会は、挨拶回りとか終わってある程度皆それぞれのグループ等で会話が盛り上がり出した時に「私ちょっとここで抜けますね、ありがとうございました。」と言って抜けます。大体30分~1時間程度です。
職場の飲み会のかわし方、対処法
かーず(25歳 事務職)
私は仕事でその日1日疲れきってしまっている時や、プライベートや仕事において何か心配なことがあり、一人でゆっくり考えたい時に飲み会に行きたくないと感じることがありました。
そんなときの飲み会のかわし方としては、私はいつも家族を理由にしています。例えば「家族が体調不良なため、早く帰って面倒をみなければならない」などの理由で飲み会に行かなかったことがあります。同様にペットの体調不良と言って飲み会をかわしたこともあります。
しかし、どうしても参加しなければならない飲み会に関しては、初めから家族やペットが体調不良だということを言っておき、ある程度の時間が経ったところで「これ以上は無理です」と言って早めに抜け出すと言った方法を使います。
楽しく飲みたい
あちゃ太郎(27歳 技術職)
私の会社はほぼ月1回飲み会があります。その飲み会もいつも社長の気分で、いきなり「飲み行こう!」となったり、何日も前から決めていたりするのですが、居酒屋のあとは決まってスナックなんです。
私の会社は私ともう2人以外は50歳手前と年齢層が少し高めで、子育ても終わっていつでも飲み行く体制がとれている酒豪の人ばかり。飲みに行けばみんな昔の話で盛り上がり、いつも似たような話ばかりで、さすがに疲れてしまいます。
私はことあるごとに「子供が具合悪い」「旦那が仕事遅いから行けない」と断っています。ただ、忘年会だけは絶対回避できないので、みんながカラオケで盛り上がっている隙に代行を呼び、優しい部長に具合が悪くなったと言って帰っています。もっと若者にもついていける話をしてくれればいいのになと思います。
素直に行きたくないと伝えています
みゆう(23歳 事務職)
職場の飲み会に行きたくないと感じた時は素直に行きたくないことを伝えています。それでも参加しなくてはいけない場合は、「家の用事がある」「家族が病気・体調不良である」などと嘘をついて断っています。だいたいそういうことを言うと、周りも参加を強制しません。
しかし、どうしても行かなくてはいけない場合は、一次会だけ参加して切り上げます。あまり飲み会で食べ物を口にせずに体調悪いアピールしたこともあります。その他としては「何時までに帰らないといけない」と告げ、颯爽と帰ったこともありました。
30代の苦手な飲み会を乗り切る方法体験談
仮病を上手に使いましょう。
はる(31歳 デザイナー)
職場の飲み会には可能な限り出席したくありません。ただでさえ残業続きの日常なのに、さらに会社関連の事で自分の時間がなくなるのかと思うとストレス以外の何物にもならないからです。
また。自分は下戸でお酒が飲めないのに飲み会は完全割り勘制なのも納得いかず、精神的にも金銭的にも百害あって一利無しです。
断り辛い飲み会付近には時々胃腸炎を偽ります。誘いの声が掛かったときは「胃腸炎の回復期なので医者に飲み食いを禁じられていて…せっかく誘っていただいたのにすみません」と言って断ります。
ただ、これは何度も使える手ではないので、どうしても出席せざるを得ない場合は最初だけ顔を出し、皆にお酒が回ってきた段階で体調不良を装って、幹事には後日支払う旨を伝えてこっそり会場を抜け出して帰ります。
会社の飲み会の断り方
愛菜(34歳 事務)
会社の飲み会は気を遣うこともあり、職務時間以外に付き合いで参加したいと思わないので断れるなら断っています。基本的に家庭の都合で早く帰らなければならないと伝えるようにしています。
また、急に誘われた場合には、「近隣の親戚の家に行く用事がある」など、外せない用事をアピールします。
強制参加などでどうしても出なければないけない場合には、まず二次会には参加できないことをあらかじめ告げておきます。できれば誰かからメールや電話が入ったことにして、急用で抜けるなどなるべく早く帰れるように工夫しています。
行きたくないけど参加しないといけない
もも(30歳 事務職)
基本的に安い居酒屋ではなく職業柄一人単価最低6000円はする居酒屋に強制的に連れて行かれます。会社の経費や接待費ではなく完全に実費なので、楽しくもないのに行きたくないです。
どうしても行きたくない時は、明らかに日中の業務スピードを下げて、残業するふりをするか、社内のスケジュール管理システムにハートや花束など記号を残せる部分があるので、謎を残し、当日はいつもより綺麗な洋服、化粧をし、早めに出勤して、早く上がりたいオーラを出します。
どうしても行きたくないけれど、行かなければいけないという事態になったら、友達にスマホ宛に電話をしてもらいます。電話帳登録を友達の番号を使い、親の名前や実家にしておき、「親から電話がきたので抜けます!なんだか体調悪いらしくて…」とテンション低めに飲みの席に戻れば大抵帰れます。
以前、親が大病で緊急手術をしたこともあり、結構この技を使っています。今は両親ともに元気です。
最寄り駅から家までの帰宅が大変アピール
めー(34歳 事務職)
職場の飲み会は無礼講と言いながら、結局は先輩や上司に気を使わなくてはいけません。お酒が入り余計なことを言ってしまうと。職場関係が悪くなったり、言いふらされて広まったりすることもあります。
話題や会話にも気を遣いながら酒を飲むと楽しくないし疲れます。それなのに、飲み代は割り勘が多いので無駄な出費です。
私は「最寄りの駅から自宅までの距離がそこそこあって、遅くなると不気味で変質者も多いので早く帰宅したい」ということを常日頃から周囲にアピールしています。そうすることで、早く帰宅しなければいけない人だと周囲に知られて、飲み会も断りやすいです。どうしても参加しなければいけない飲み会でも、早めに離脱することができます。
40代の苦手な飲み会を乗り切る方法体験談
嘘も使いよう
ハマゾウ(46歳 管理職)
特にトシのいった人は同じ事を語りたがります。 「周りの空気がしらけているかも」なんて空気を読まずに話を続ける人も多いです。自分のためになるような話ならまだ良いですが、仕事で疲れている時にそんな飲み会に参加させられるとうんざりします。また、生憎私は下戸なため、酔っ払ったつまらない話を続けるおっさんの相手はしんどいです。
一応、社内営業のため、そんな飲み会にも参加するときはありますが、必要性が感じられない飲み会は「急なアポが入った」「お客から書類を早く仕上げろと言われた」などと嘘をつくようにしています。今は携帯・メールが主流なので、顧客とのやりとりがオープンになっておらず、こういう嘘はつきやすいです。
職場で居心地悪くならないような理由を
こぶた(41歳 事務職)
会社勤めをしていると、同僚や上司との飲み会は避けて通れません。本当に気の合うメンバーだけでの飲み会ならよいのですが、性格が会わない人がメンバーにいたり、飲み会が誰かの悪口大会になることが目に見えているような飲み会にはあまり参加したくないものです。
どうしても参加したくないときは、家族を理由にすると、あまり角が立たないのでおすすめです。先の日のことであれば、先約があるからと断れますが、当日の誘いであれば「夫に外食すると伝えてないから食事を作らなければならない」とか、単身の方であれば、「実は親が来ているから」などと話すとよいでしょう。そのあとの職場のことを考えると、当たり障りのない理由がよいと思います。
どうしても断れない飲み会の場合には、あまり会話には積極的に入らず、注文を取りまとめたり、空いた皿を片付けたり等、ひたすら皆の世話をして過ごします。そして、やはり「家族が待っているから」などと言って1次会で帰るようにしています。
私は普段お酒をあまり飲まないのですが、普通に飲める方であれば、今日は酔って具合が悪くなってしまったと言えば、早めに帰ることができるでしょう。
上手く断る口実
さらみさば(44歳 事務職)
お酒は好きで、本来であれば参加したかったのですが苦手な上司が参加するとやはり行きたくありません。やんわりと断るのも白々しいので、外部の業者さんに無理矢理会議を遅い時間に設定してもらったことがあります。もちろん事情は言わずにです。
飲み会の開始は19時。場所はオフィスから少し離れた場所なので、皆がオフィスを出るのは遅くても18時40分。そこで、会議開始を18時からにしてもらいました。
その会議自体、1時間位で終わる見込みではあったのですが、周りには「いつ終わるか分からないので、終わり次第行く」と伝えました。みんなが出て10分位で無事に会議は終了し、そのまま帰宅しました。流石に業者さんとの会議では文句は言われません。
職場での飲み会の断り方
いぐみ(40歳)
私は職場の飲み会が大嫌いでした。嫌な上司にお酌したり話したりしなくてはならないのが、堪えられなかったからです。
私は職場の飲み会に誘われたときに、よく家族を理由にして断っていました。私は家族と一緒に住んでいて近所に結婚して子供のいる姉がいたのですが、姉の子供を保育園に迎えにいかなくてはならないなどと言って、姉の子供を理由にしていました、
姉の子どもはまだ1歳で姉も働いていたので、育児を手伝っていると常日頃言っていたので、それが理由で飲み会を断っても誰も嫌な顔をしませんでした。
行きたくないのにどうしても行かなければならない飲み会もあると思います。そんなとき早めに離脱する方法は、家族や親類関連で所用があると言うと、角がたたずに良いと思います。
50代の苦手な飲み会を乗り切る方法体験談
会社行事でなければお断り
マル(50才)
私が飲み会が苦手なのは、職場で残業が多く拘束時間が長い上、その後の飲み会となるともはや義務としか思えないのが理由です。
会社行事としての送別会など、どうしても出席しなければならない理由がない限りは「申し訳ないのですがお断りします」とあらかじめ幹事と周囲に話しておきます。2、3回続けて断ると、あまり誘われなくなります。
以前は、上司が仕事がらみで男性同士で飲みに行きたい人でしたので、これくらいで100%お断りOKでした。それ以前はしぶしぶ参加していましたが、「帰りの終バスの時間が早いのでタクシー代がかかる」と言ってさっさと離脱していました。
苦手な飲み会を乗り切る方法は実践あるのみ!
何事においても無理を続けると、必ずほころびがでるもの。「飲み会に参加しなければ」「嫌いな人と話さなければ」「苦手なお酒を飲まなければ」と自分を追い込んでしまうと、ますます飲み会が苦手になってしまいます。
どんなに飲み会が苦手でも、飲み会に対する考え方を変えたり、上手な断り方を覚えたりすることで、随分と気持ちが楽になるはずです。さっそく、次の職場の飲み会から実践してみてください。