新入社員が会社の飲み会を断る感じのイイ理由はこれだ
「飲みに行こう」と会社の先輩・上司に誘われた。「どうしよう…行きたくない…でも嫌われたら困る…。」飲み会は、会社の人間関係を円滑にするコミュニケーションの場です。
お互いを知り、距離を縮めることができたら仕事もやりやすくなる。でも、行きたくない時もありますよね。そんな時、こんな風に言ってみてはいかがでしょうか。新入社員として、好感度を下げることなく上手に飲み会を断る理由をまとめてみました。
1.今日中にやらなければならない仕事があります
飲み会を断る理由として「残業」はとても有効です。会社の仕事にはどんな時でも期限があるからです。
入社して間もない新入社員にとって業務量のコントロールは難しいので、命じられた残業は前向きに取り組む必要があります。
誘ってくれた先輩・上司には「残業します」とはっきり伝え、誠実に仕事と向き合っている姿勢を見せましょう。
2.給料日前でお財布の中身がピンチなんです
これ、給料日前は毎月使えるフレーズですね。
新入社員は予想以上にお金がかかることが多いです。スーツやシャツ、靴を買い足したり、勉強のために自己啓発セミナーに参加したり、情報交換のために学生時代の友人と食事することもあります。まだまだお給料も高くないのでお金に余裕がありません。
本当は飲み会に行きたいんだけど行けない感いっぱいで残念そうに伝えてみましょう。
しかし「じゃあおごってあげる」と切り返されるリスクがあります。この断る理由を使える相手は、お金に余裕がなさそうな会社の先輩・上司に限ります。
伝える相手を選びましょう。
3.用事・約束があります
飲み会を断る理由はできるだけ具体的に伝えた方がいいです。
「用事がある・約束がある」は、どのようにも受け取れるので断る側から考えれば都合がいい言葉です。
ですが、誘った側にとって断る理由が曖昧なのは「行きたくないんだ」と捉えがちです。マイナスイメージを与えてしまうのは、あなたにとって損です。
例えば、学生時代の友人と夕食の約束をしている、相談したいことがあると言われている、歯医者を予約している、「彼氏とデートなんです」など、飲み会を断る理由は具体的にハッキリと伝えましょう。
4.なんだか夕方から体調が悪いので早く家に帰って体を休めたいです
体調不良であることをさりげなくアピールしましょう。
新入社員は、仕事に慣れない間は何かと緊張することも多いです。ポイントは、たとえ具合悪くなくても本当に具合悪そうに見えるようにすること。さっきまでは元気だったけど、急に頭痛がしてきた、お腹が痛くなってきたので飲み会には行けないなど、体調の変化を理由に申し訳なさそうに伝え断ることです。
きっと気遣って許してもらえます。ただし、まっすぐ家に帰ることがとても重要です。間違っても友達と飲みに行って、会社の先輩・上司に見られてしまったなんて事のないようにしましょう。
5.昨日も飲み会だったので今日は休肝日にしたいです
この断る理由は、お酒好きな人に有効なフレーズです。お酒を楽しみたいけれど健康にも気をつかっていますアピールは、「ちゃんと体のことを考えているんだな」と思われ、よくできた新入社員だと株が上がる可能性も秘めています。何度も使える理由ですが、使いすぎると付き合いの悪い奴だと思われるので、この理由で断った回数をカウントしておくといいでしょう。
6.母の体調が悪くて早く帰らないとならないんです
たまには家族のせいにしてみましょう。
母が熱を出して寝込んでいるので自分が母の代わりに家事をやらなくちゃならないとか、父の持病の薬を薬局まで取りに行かなければならないとか、弟が風邪気味なので病院へ連れて行かなくちゃならないとか、他の人じゃダメな感じを出してみましょう。
誰でも使いやすい会社の飲み会を断る理由の上位に入ることが多いと思われるフレーズなので、使い過ぎに注意です。
7.今日は(その日は)習い事の日なんです
習い事を継続していれば、毎週(毎月)使えるフレーズです。
新入社員は、自分を磨くためにも頑張りが必要です。仕事に役立つ英会話、PCスキル、簿記、健康を管理するためにスポーツジム、ヨガ、水泳、ダンスなど。社会人として自己啓発をしていることをさりげなくアピールできれば、「真剣に頑張っているんだな」と、逆に評価があがるかも知れません。
このフレーズを使う時の注意点は、習い事のスケジュールが毎回変わらないこと。「あれ、英会話教室は毎週水曜日じゃなかった?」なんて聞かれ、ガーン・・・青ざめることのないように。断る理由は信憑性を疑われないようにしましょう。
8.セミナーの予約があります
この断る理由は、飲み会に誘われやすい金曜日にあらかじめ予定を入れてしまうと効果があります。
新入社員であっても堂々と言えるでしょう。
参加しないと参加料が無駄になってしまう、キャンセル料を取られてしまう、勉強して早く会社の戦力になりたいだという気持ちを強く込めて言えれば、「そういう理由なら仕方ない」と思ってもらえるはずです。
9.資格の試験日が近いので勉強したいんです
新入社員が働きながら勉強を続けるのは本当に大変なので、できるだけ短い時間で合格したいですよね。
そのためにも飲み会に参加するのは時間がもったいない。だから、勇気を持って断ることが大事です。ついでに頑張っている姿もアピールしたいので、特に会社の上司に誘われたときにはおススメのフレーズです。
10.家電製品の調子が悪くて修理屋さんが来ることになっています
このフレーズは、ぶっちゃけ嘘でも使えます。エアコンやTV、冷蔵庫、洗濯機など、使えないと困る家電がおススメ。
もちろん使えないと仕事に支障があるPCでも、ガス屋さんが点検に来るでもOKです。早く修理しないと困るんですと緊急性をアピールしてみましょう。
この飲み会を断る理由は、新入社員じゃなくても通用しますよ。
11.ペットの世話をしないといけません
一人暮らしで他に世話をする人がいない場合に使います。もし、実家から通勤しているなら、両親はペットに触れないことを話し、飲み会を断る理由としてもいいです。
新入社員としてはとても言いにくい理由ですが、自分しかできないアピールはペットが好きな会社の先輩・上司に有効です。ただし、この断る理由を使えるのは本当にペットを飼っている人だけで、後で嘘がバレると面倒なことになります。
12.予定を確認してから返事をします
会社の飲み会が少し先であるならば即答しないこともアリです。予定を確認すると伝えることで、「ちゃんと考えている」と思ってもらえます。
たとえ断る結果になったとしても、返事が保留になった時点で誘った側が欠席を予想できているので、悪い印象とはなりません。
断ることがマズそうな雰囲気の時は、場の空気を大切にすることを優先してもいいと思います。もちろん出欠の意思表示は、理由を添えて早めに返事をしてくださいね。
会社の飲み会を断る時は、せっかく誘ってくれた先輩・上司を嫌な気持ちにさせない理由と言い方で伝える
断るときは言い方にも注意します。会社の飲み会は人間関係を築いていく上でいいところもあります。先輩・上司と交流することで、経験談や仕事への取り組み方も聞けるし、ちょっとした困りごとの相談もできます。せっかく誘ってくれた先輩・上司を嫌な気持ちにさせないよう、新入社員として気を配った言い方をしたいものですね。
- 「いいですね!楽しそうですね!」と本当は行きたいと思っている気持ちを伝える
- 「残念ですが…申し訳ないんですが…」とお詫びして、残念である印象をアピールする
- 断る理由の前に「今回は…」をつけ、次回は出席することを印象付ける
- 「また誘ってください」と誘ってくれた相手が傷つかないように思いやる
飲み会を断ることは悪いことではありません。誘ってくれた相手を思いやる気持ちさえ忘れなければ、人間関係が大きく崩れることはないと思います。新入社員のうちは、5回に3回くらいは出席するように努めましょう。
また、バレバレの嘘は後々あなたの印象を下げてしまうことになるので注意が必要です。会社の飲み会を上手に断ることができれば、プライベートの時間を増やすことができますよ。断る理由を適切に選んで円滑な人間関係を築きましょう。