社員寮の家賃はいくら?独身で住むメリットとデメリット
社員寮の家賃の安さは独身社員にとって魅力的です。社員寮を持っている企業は福利厚生がしっかりしているイメージがあるため入社を検討する人も多いです。しかし社員寮にはメリットだけでなくデメリットもあります。家賃の安さだけでなく様々な角度から社員寮について考えてみましょう。
独身者向け社員寮の家賃はいくらでしたか?
独身用の社員寮に住んでいた経験がある人に、支払っていた家賃はいくらでしたかと聞きました。相部屋と個室、光熱費・食費・が含まれるかどうか、借り上げ物件なのかなどの違いはあるものの、相場よりもずっと家賃が安いことが分かります。「社員寮は家賃が安い」イメージは、事実のようです。
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社員寮のメリット
独身者が社員寮に住むメリットはたくさんあります。安さはもちろんですが、それ以外のメリットも考えてみましょう。
相部屋でかまわないなら激安
ただでさえ家賃が安い社員寮ですが、相部屋でもかまわない人は、さらに激安家賃で住めるかもしれません。10000円以下で住める社員寮もあることから、新入社員のうちは家賃の安さを重視したいと思っているなら、相部屋社員寮がある企業を選択肢として考えてもいいでしょう。独身にとって、自分の部屋は寝るためにだけに戻る場所であることも多いので、激安家賃の社員寮は大きな魅力になります。
光熱費が家賃に含まれている社員寮がある
社員寮の入居を検討する時は、光熱費が含まれているかどうかも確認してください。見た目の家賃がそんなに安くないと思っても、家賃に光熱費が含まれている可能性があります。独身一人暮らしの1ヶ月当たりの光熱費の平均は10000円程度です。夏場のエアコン使用や冬場の暖房費を考えると、もう少しかかる人も多いでしょう。たとえ一部であっても光熱費を会社が負担してくれるのは、大きな節約になります。
食費が家賃に含まれている社員寮がある
好き嫌いが多い人は難しいかも知れませんが、朝起きた時・仕事から帰って来た時に食事が準備されているのはこの上ない幸せです。家賃に食費が含まれていたらラッキーだと思ってください。食事の片寄りや食生活が乱れがちな独身は、体を壊すリスクが減ります。メニューを考えることも食材を買い出しすることもなく、お得に栄養がある食事を摂ることができるのですから、家賃に食費が含まれている社員寮を利用しないのはもったいないです。
借り上げ社宅なら会社から補助がある
社員寮と言っても会社が一般のアパートやマンションを借り上げて社員に貸し出している借り上げ社宅であれば、比較的きれいな物件であることが多いです。借り上げ社宅は会社が家賃を補助していることが多いので、きれいな物件にお得な家賃で住むことが可能なのです。同じ会社の社員だらけの社員寮に抵抗がある人は、借り上げ物件を社員に提供している社員寮があるかどうかを確認してみるといいでしょう。
なんといっても貯金ができる
社員寮の家賃の安さの恩恵は、なんといっても貯金ができることです。自分で住む部屋を探して普通に家賃を払って生活をしていると、貯金をするのは難しいです。しかし、社員寮は家賃が安いですから、その分を貯金に回すことができます。ためたお金で欲しいものを買ったり、勉強をするなど自分に投資することができるのです。結婚やマイホームの購入など将来のためにお金を貯めたい人は、社員寮を備えている会社を検討して見てはいかがでしょう。
社員寮のデメリット
社員寮はいいことばかりではなく、デメリットもあります。しかし、デメリットかどうかは考え次第です。前向きにとらえることでデメリットをメリットに変えることができるかも知れません。
門限がある
玄関口がひとつでそこから各部屋に分かれている学生向けのような社員寮なら、門限を設けている可能性があります。自由に出たり入ったりができませんので、苦痛の原因になります。夜遅くまで遊びたい人には不向きですが、規則正しい生活が身につくと考えれば、デメリットがメリットに変わります。
上司や先輩が住んでいる
同じ屋根の下に上司や先輩が住んでいると、何かと気を遣わなければならない場面があるでしょう。これを嫌う人は、社員寮はやめた方がいいです。ただ、四六時中顔を合わせるわけではないので、外に出る時間を少しずらすとか工夫をすると、気を遣う場面が減ります。社員寮のルールを守り、挨拶さえしっかりしておけば、大きな問題になることは少ないです。
当番がある
社員寮の家賃の安さの秘密に当番が隠れています。建物の玄関・廊下などの掃除、ゴミまとめなど、業者に委託するのではなく、自分たちで行うことで家賃の安さを実現しているからです。負荷がかかることですが、家賃の安さに魅力を感じるなら是非とも受け入れたいところです。みんなで協力して住みよい環境を維持することは大切なことですし、社会性も身につきます。
社員寮の家賃に関する体験談
ここからは、寄せられた社員寮の家賃に関する体験談を見ていきましょう。安い家賃で住める社員寮がある会社は、それを理由に入社を望む人が多い人気の企業になっています。デメリットよりもメリットの方が多い社員寮は独身におすすめです。社員寮に住んだ経験も、きっといい思い出になることでしょう。
家賃は全部会社持ちでした
ひらか(28歳)
相部屋の社員寮に住んでいました。特殊な期間限定(半年間)のお仕事であったため、山の奥の社員寮を相部屋で割り当てられて暮らしていました。家賃は全て会社持ちでした。
特に厳しい規制は無くのびのびと暮らしていました。晩御飯だけは大広間で会社の者が揃って食べることになっておりました。お風呂は、夜は12時まで、朝は5時からと、一晩中自由に使えるわけではありませんでしたが特に不便はありませんでした。
相部屋ということで不安はありましたが、何年も繰り返されてきたお仕事であり、相部屋にも慣れた先輩が気遣いながら色々と世話をしてくれたので、辛いことはありませんでした。集団生活ですので問題が起こりがちなイメージが付きまといますが、その会社の寮は穏やかなものでした。
苦労が学べた
かず(34歳 主婦)
私は23歳の頃、会社に勧められた社員寮に約1年間住んでいました。家賃は会社が負担してくれる金額を除いて約2万円という、大阪市内のマンションを格安で住むことができました。
部屋は個室で6帖の部屋とキッチンで正直広いお部屋ではありませんでした。しかし、新入社員で入社した立場や飲食業と言う不規則な仕事柄、眠りに帰る場所があればあまり不満はありませんでした。
飲食業という不規則な時間の勤務柄、門限や掃除当番などはありませんでしたが、玄関が1階の入り口で脱いでから部屋まで行くということもあり、砂やゴミなどがあって、あまり清潔なマンションではありませんでした。
当時は、同期の新入社員も同じマンションに住んでいたので、同じ休みの同期と部屋に集まり遊べたことが社員寮に住んだメリットだったと思います。また、狭くてあまりキレイなマンションでは無かったので、早く仕事に慣れ社員寮を引っ越そうという目標を同期でよく話していました。
それでも今思うと、新卒と言う社会人1年目の頃に厳しい環境で厳しい労働条件で勤務できたことで、視野が広がり社会の苦労も学べたと思います。
同期との食事会が楽しい
りぐみ(40歳 フリーランス)
私は新卒の時に社員寮に入っていました。その時の家賃は3万円でした。その寮は個室になっていて、7畳ほどの1DKでした。寮の門限はありませんでしたが、寮の庭を定期的に綺麗にする庭当番は月に1度ほどありました。
寮での生活を通して感じたメリットは、同期が多く住んでいたので頻繁に飲み会や食事会をできて楽しかったことです。また夜も一緒に帰宅することができ、とても心強かったです。
反対にデメリットは会社の寮なので、部外者を招くことができなかったということです。友人や親族もだめだったので、かなり不便に感じました。
社員寮は社会人の原点
せんのぱぱ(55歳 技術職)
鹿児島から熊本の高専を卒業した田舎者は、東京の会社に就職し、横浜の小机の住宅街に有った会社の社員寮で生活することになりました。駅から歩いて10分程度、寮には寮母さんと賄いをしてくれるおじさんがおられ、いつも何かとお世話になりました。
寮費は給料から天引きだったので詳細は分かりませんが、2食付で多分15000円程度だったような気がします。部屋は2人部屋で2年先輩と同じ部屋でした。二人とも畳部屋にふとんで寝ていました。
仕事が忙しかったのと遊びに夢中だったのでほとんど部屋に居ませんでしたので、あまり相部屋は苦になりませんでした。門限は10時ですが、あまり厳しくも無く、夕飯も先にお伝えしていたら遅くまで取っておいてくれていました。
寮には2年いましたが、先輩達、同期と共に生活した日々は自分の社会人の原点であり、あの時間が無かったら今の自分は有り得ないというぐらいに貴重で大事な時間でした。社員寮は、社会人にとって大変大事な訓練の場だと思っています。
先輩や上司がいると落ち着かない
きくりん(35歳 営業職)
現職の前にシステムエンジニアとして働いていた時に社員寮に住んでいました。マンション1棟全てが当社の社員が住んでいたと思います。家賃は1ルーム7万円でしたが、会社が家賃補助として3万円を出してくれていましたので、実質家賃は4万円ですみました。
もちろんマンションでしたので個室でした。マンションを借り上げしていたので、門限や掃除の当番などは無く、管理人らしき人が清掃などをやっていたのを覚えています。
新入社員の時は同期が同じ寮に住んでいたので、休日などはよくお互いの悩みを聞いたり、遊んだりしてストレスを発散していました。しかし、同期以外にも先輩や上司もいたときもあったので、寮に帰ってもあまり落ち着かないときもありました。
家賃が安いのは魅力です
けいた(30歳 サービス業)
以前サービス業で働いていましたが、新人は給与も低いため、社員寮に入る人が多かったです。家賃は食費込4万円程度で一人部屋でした。広さは6畳くらいでした。門限があり、仕事以外で10時を過ぎると食事ができませんでした。
新人は廊下などの清掃当番があります。トイレは業者さんがやってくれました。また同じ部署の先輩の洗濯をさせられる新人もいて、少しかわいそうでしたね。
メリットはやはり食費と家賃が都内にも拘らず安いこと、仕事で困ったことがあったときは、同期や仲のいい先輩がいればなんでも相談できたところです。デメリットは、やはり友達や彼女を呼べないことです。
激安家賃だから貯金ができた
ななこ(39歳 品質管理)
昔住んでいた独身向けの社員寮は、月額5000円という激安家賃でした。会社の所有敷地内に、家族寮と独身寮とふたつの棟があり、独身寮はレオパレスのような、学生アパートのような作りでした。もちろんひとり部屋で1DKでした。
共同スペースにコインランドリーがあり、だれでも24時間利用可能でした。交代勤務者も暮らしていたので、門限も当番もありませんでした。
メリットはなんといっても、家賃の安さ。おかげで、だいぶ貯金ができました。デメリットは、海のそばにあったので、湿気がひどくてひどくて、毎年壁や畳にカビが生えてしまうことでした。
今でも仲のいい友達です
ゆきりん(27歳 営業事務)
会社に勤めて2年程社員寮に入っていました。会社が家からかなり遠いのでアパートを借りようと思ったのですが、まだ新卒でお金もなく、会社に家賃が光熱費込の15000円の社員寮があると聞いて入寮しました。
部屋は相部屋だったので最初は不安でしたが、同室の人が年上の気のいい人で、寮の規則など色々教えてくれてとても助かりました。仕事で困った事や愚痴なんかも聞いてくれて嬉しかったです。でも、プライベートの空間がほとんどないのが少し困りました。
寮の規則は門限が夜の7時まで残業で遅れる場合は連絡すること、掃除はお風呂場など共同スペースは新しく入寮した順からの当番制で、外泊する時は2日前に報告することがありました。
色々と不便な事もありましたが、その時の人達とは今でも仲がいいので、入寮して良かったと思っています。
騒ぎづらい
ジョン(24歳 会社員)
社員寮の家賃はお給料から引かれていましたが、光熱費や水道代、電気代込みで3万円でした。お部屋も個室の部屋でしたのでとても良かったです。
門限などは特に有りませんでしたし、掃除も自分の部屋は自己責任ですが、その他は業者さんがやって下さいました。規則なども特に有りませんでしたので、とても快適な寮生活を送る事が出来ました。
社員寮のメリットは、全部込みであの家賃でしたので、とても財布は助かりました。食費は自炊でしたが、快適でした。デメリットはやはり会社の寮と言う事もあり、先輩ばかりですので、友達など呼んでも騒ぎづらい所でした。
楽しかった
あやママ(42歳 事務職)
私は24年前に製造業の社員寮に入っていました。家賃は月7000円くらいで早番、遅番がありました。早番は朝6時から午後2時まで、遅番は午後2時から10時まででした。
男子寮と女子寮があり、部屋は個室です。ただ、2部屋ずつふすまで仕切られていたので、隣の音ははっきり聞こえる感じでした。門限は午後10時で正門に守衛さんがいるので、そこを通らなければ寮に入れないので大変でした。
でも、若い独身の女の子が多かったので、友達になってその子の部屋に遊びに行ったり来たりして楽しく過ごしました。お風呂やトイレ、キッチンは共同なので不便なところもありましたが、家賃も安いしご飯も3食出るので生活には困らなかったです。
同期の友達と部屋飲みしたりして楽しい時間を過ごしました。一生に一度はこういう経験をしてもいいのかなと思いました。
普通のマンションだったのでお得
ころりん(37歳 看護師)
病棟勤務のときに利用していた社員寮の家賃は、30000円でした。病院がマンションの部屋を借り上げ、50000円の部屋を30000円で利用できるというシステムでした。10階建てのマンションの間取り1Kの部屋でした。
マンションには、病院勤め以外の一般の方も入居されていたようでした。普通のマンションなので、寮の規則というものはありませんでした。安い賃料でマンションに住むことができるので、お得に感じていました。
部屋の窓からは、職場の病院が見えましたし、歩いて1、2分の所にありました。そういう環境だと、仕事が頭から離れない、と言う方もいらっしゃる様ですが、私は、全く気になリませんでした。そのため、私にとっては、メリットばかりだったと思います。
大浴場が苦手な人もいるかも
こはる(26歳 製造業)
社員寮に住んでいました。家賃は2万円、1ドア3ルームで入ってすぐにトイレや洗濯機の共同スペースがあり、3つの個室に分かれています。
門限はありませんでしたが、土日は10時以降に帰ると門が閉まってしまいますので、車で入るには一度降りて自分で門を開けないといけません。規則は特にありません。
メリットはやはり家賃が安いので、お金を貯めるにはもってこいです。食堂もありますので食事も困りません。デメリットは共同場のものを3人で使用するので、時間がかぶると使えない所や、お風呂は寮全体に1つの大浴場ですので、他人との共同が苦手なタイプには合わないです。
迷惑な人もいる
ペテロ(36歳 事務職)
現在は社宅に入っています。独身向けの社員寮には以前住んでいました。家賃は月4000円程度で、駐車場代が別途月3000円程度です。住む場所は個室でしたが、風呂・トイレ・台所・物置が共用。
門限や当番などは特に設けられていませんが、1つの寮全体につき、寮長と会計担当各1名が置かれることとなっていましたので、これが当番と言えるかもしれません。台所や物置が共用なので、料理後の食品クズを放置したり、物置内に大量の荷物を溜め込む人がいて他の人への迷惑につながっていました。
でも、家賃の安さは魅力ですし、共用部分の清掃やごみ出しなどは管理人がまとめて行ってくれるので便利でした。
知っている人ばかりなので安心
バラ(45歳 事務職)
過去に住んでいた社員寮・独身寮の家賃は1万円でした。その寮は相部屋ではなく、個室でした。寮母がいて、門限もあり、門限が午後11時と早めでした。
掃除は、毎月1回、ゴミ集積所の当番があり、その他には年末に寮に住んでいる全員が集まっての大掃除がありました。
寮のメリットは、周りに住んでいる人が知っている人ばかりなので安心できた点、寮母がいたので不在時に宅配便が来ても受け取ってもらえた点です。
一方、デメリットは、門限を守るのが大変だった点、寮母が厳しかったのでゴミ集積所の掃除のやり直しをさせられた点です。
社員寮最高!
りこ(40歳 主婦)
以前住んでいた社員寮は、大学卒業後新卒で入社した会社のものでした。社員寮といっても会社がアパートを借り上げて社員に格安で提供するというもので、実際にはただの一人暮らしでした。
間取りは6畳の1K+3畳程度のロフトでした。家賃は水道代込みで1万円でした。場所は会社から自転車で通勤圏内にありとても便利でした。1人で住むには十分でしたし、ラッキーなことに私たちの社宅は新築でした。
新入社員用に会社が借り上げたので、同期の独身寮のメンバーは皆同じアパートでの生活であったため、とても男女共にとても仲良くなれたように思います。