何部に入っている?部活の種類は会社によって様々
あなたが勤めている会社には部活があるでしょうか。もちろん「私が働いている会社には部活なんてない」という人もいると思いますが、社内交流を活発化するために、部活を取り入れる会社も増えているのです。
今回は、会社の部活に入って活動中の皆さんに、どんな部活に所属しているのかを調査しました。結果は次の通りです。
- フットサル
- 生け花
- オーケストラ
- ゴルフ
- スノーボード
- 陸上
- 野球
- バスケットボール
フットサルを挙げたのが5名と一番多く、生け花、オーケストラ、ゴルフ、スノーボード、陸上、野球、バスケットボールは1名ずつでした。部活としてのフットサル人気の理由は、ゴールキーパーを含め1チーム5人と少人数制のため、比較的人を集めやすいという点にあるのではないでしょうか。
今回寄せられた体験談では運動系の部活が多かったものの、生け花やオーケストラといった文化系の部活もありました。部活の種類は会社によって様々ですが、多くの場合は運動系と文化系の部活に分けられています。体を動かすのが好きな人は運動系、運動が苦手な人は文化系というように、自分の得意分野で部活を選んでみましょう。楽しく活動するためには、得意分野やチャレンジしてみたいものを選ぶことが大切です。
こんなところが良い!会社の部活に入るメリット
せっかく勤めている会社に部活があるから入ってみたいけど、どうしようかな・・・と迷っている人もいるでしょう。ここで、会社の部活に入るメリットを紹介するので、入ろうか迷っている人はぜひ参考にしてください。
1.運動不足解消ができて心身のリフレッシュに役立つ
今回の体験談で、会社の部活に入って良かったこととして「運動不足の解消に役立っている」という意見がいくつかありました。
元々運動の習慣がない人や学生時代は部活やサークルなどで体を動かしていたけれど、社会人になってから運動しなくなった人もいます。また、1日中座りっぱなし立ちっぱなしの仕事をしていて、慢性的な運動不足を感じている人も少なくないでしょう。そんな人は会社で運動系の部活に入ってみるといかがでしょうか。日頃の運動不足を解消でき、心身のリフレッシュにも役立ちます。
2.今まで話したことがなかった他の社員たちとの交流が図れる
会社の部活に入るメリットで運動不足と同様に多く挙げられたのは、他の社員たちとの交流が図れることです。
同じ部署の人とは話すけれど、他部署の人とはまったく会話したことがない人もいるかもしれません。会社の部活に入っていれば、所属部署に関係なく、今まで話したことがなかった他部署の社員たちとも交流ができるようになります。
すると、社員同士の輪が広がり、社内交流がより活発になっていき、仕事にも良い影響を与えるに違いありません。これは、会社の部活に入る大きなメリットと言えます。
3.仕事上では分からない同じ部署の人の一面を知ることができる
他部署の人に限らず、同じ部署で働いていてもあまり話したことがない人も中にはいるでしょう。会社の部活ではそういった人とも交流できます。
さらに「仕事をしている時には全然こんなイメージじゃなかった」と、一緒に部活を楽しむ中で上司や先輩、後輩、同僚などの新たな一面を発見できる場合もあります。同じ部署で働く人の新たな一面を発見できたことで、共通の話題が見つかり一気に意気投合することもあり得ます。
4.社員のメンタルケアにも役立つ
会社の部活への参加は、社員のメンタルケアにも役立つと注目されています。
職場でのコミュニケーション不足のせいで仕事のミスを引き起こしたり、人間関係に亀裂が生じたりすることも考えられますが、それらは精神的なストレスの原因にもなります。仕事を離れた『部活』という場で行う他の社員たちとの楽しい交流は、仕事のストレス解消に役立ちます。様々な仕事のストレスを感じている人は、部活に参加して気分転換することをおすすめします。
5.仕事が終わった後や休日など余暇を楽しむことができる
仕事が終わった後や休日などの余暇を楽しめるというのも、会社の部活に入るメリットです。
実際に寄せられた体験談の中でも、「会社でゴルフ部に入っているおかげで、とても充実した休日を過ごせている」という声が聞かれました。これと言った趣味もなく、仕事が終わった後の時間や休日の過ごし方に困っているような場合、今までつまらなかった余暇が会社の部活のおかげで楽しく充実したものに変わることがあります。
6.自分の趣味のスキルアップにつながる
会社の部活には、趣味のスキルアップにつながるというメリットもあります。
今回「学生時代に忙しさから、習うことを途中でやめてしまった生け花を会社の部活でまたやり始めた」という体験談が寄せられたように、学生時代に途中で断念した趣味を社会人になってから再開する人もいます。その再開のきっかけが、会社の部活というケースもあるのです。
自分で教室を探すなどの時間がない、満足できる教室を見つける自信がない人でも、会社に『部活』という形で趣味を楽しめる環境があるなら、ぜひやりたい!と思うでしょう。場合によっては外部から講師を招いて指導してくれることもあるため、ただ楽しむだけでなく、同時にスキルアップも目指せます。
7.仕事への気づきやアイディアが隠されていることもある
社内部活動は趣味のスキルアップだけでなく、仕事のスキルアップも期待できます。
部活で社員同士の親睦が深められたり、自身の心身リフレッシュになったりして、モチベーションが上がり仕事がスムーズに進むなどの声が今回の体験談では多かったですが、他に仕事自体に対するヒントが部活に隠されていることも少なくありません。
ここで、2つの例を挙げてみます。どちらの会社でも、部活から社員たちが仕事に役立つ多くの気づきやアイディアを得ています。
アナログゲームがデジタルゲーム制作のヒントになる
近年、部活としてボードゲーム部を作る会社が増えています。年齢や性別などに関係なく色んな人が一緒に楽しめる遊びとして注目されているボードゲームですが、ゲームの開発を行っている、ある会社のボードゲーム部メンバーいわく「ボードゲームにはデジタルゲーム制作のヒントが詰まっている」とのことです。ゲームもデジタル化されるのが当たり前の今だからこそ、アナログの遊び道具から得る気づきも多いかもしれません。
入浴の知識・教養を高めて商品開発に役立てる
とある入浴剤メーカーには、部活として銭湯部があります。銭湯の廃業が増えている中で、銭湯に活気を取り戻すことに一役買いたいという願いから会社で立ち上げられた銭湯部ですが、銭湯で裸の付き合いをすることで社員同士の交流もより深まるほか、入浴の知識や教養を高めれば、入浴剤の商品開発にも役立ちます。また、銭湯で働くスタッフや他のお客さんたちとの会話からも、仕事のヒントが得られることもあるでしょう。
8.会社全体のPR活動にもつながる
社内部活動は、その会社で働く社員たちに様々なメリットをもたらし、その結果会社の業績アップなどにもつながっていきますが、会社自体を多くの人に知ってもらうためのきっかけにもなるでしょう。
会社のホームページや採用情報ページなどで部活紹介を行うことで、会社のPR活動にも役立ちます。就活生などに会社の雰囲気や働きやすさなどを知ってもらう良い機会になりますし、部活があることが入社の希望理由の1つになることもあり得ます。そうして、実際に多くの新人が入社すれば、部活動もより盛んになり、社員たちのコミュニケーションもさらに広がりを見せることでしょう。
こんなことに困っている!悩みも様々な部活
集ったメンバーが和気あいあいと楽しい時間を過ごせるのが、社内部活動の良さです。しかし、数人が集まって活動するとなれば楽しいだけでなく、困りごとも色々出てくるでしょう。今度は、会社の部活の中での悩みを見てみましょう。
なかなか全部員が集れない
会社の部活では同じ部署の人たちだけが集まるわけではなく、他部署の人も一緒です。部署によっては勤務形態が異なっていたり、1人ひとりが抱えている仕事量も違っていたりするかもしれません。ですから、仕事の都合などで部活を行う日の決められた時間に全部員が集れない場合もあります。
できるだけ全部員が集れるようにスケジュール調整されますが、それでもなかなか集まれず、あまりにも人数が少ない時は部活が中止になってしまい、活動日に全部員がなかなか揃わないというのが悩みの種になっている部も少なくありません。
今の部員だけでは目標が達成できない
運動系の部活で大会出場などを目指している場合、今いる部員だけでは目標を達成できないため、更なる部員の勧誘に頭を悩ませているケースもあります。
今回、「会社の陸上部で駅伝大会への出場を目指したいけれど、そのためにはもっと優秀な人材を入部させなければ」という体験談を寄せてくれた人がいますが、部としての目標達成に貢献してくれそうな人を探すのも簡単なことではありません。部員数が多ければその中から選ぶこともできるかもしれませんが、元々の人数が少ない部では勧誘が必要になります。
部活をする目的の違いで時々喧嘩になる
大会出場を目指したい人もいれば、会社仲間とただ気軽に楽しみたい人もいます。または練習試合に本気で勝ちたい人もいれば、ダイエット目的で勝敗はどうでもいい人もいます。このように同じ部活動をしていても、人のよってその目的は違います。
部活をする目的の違いから、部員同士が少し険悪な雰囲気になったり、口には出さなくても不満に思っていたりすることもあります。部活に対する考えが違う部員たちをどうまとめながら、皆が楽しく活動していけるようにするかは、各部長の手腕にかかっていると言えるでしょう。
個々のレベルに差が出てくる
最初は皆初心者としてスタートしても会社の部活創立から数年経つと、個々のレベルにも差が出てくるようになります。少人数の部であれば部員同士がフォローすればOKですが、部員数が多くレベルが半々くらいの人数で分かれる場合は、レベルごとにチーム分けする案なども考えなければいけないかもしれません。
特に初心者部員がいる運動系部活の場合、ルールの把握や技術の習得にも個人差があるので、そのあたりを考慮しながら、皆で話し合い全員が楽しめるように工夫しましょう。
会社の部活の部費はどれくらい?
会社の部活、いったい部費はどれくらいなのでしょうか。部活動の種類や部員数などによっても変わると思いますが、会社の部活に入っている皆さんが、どれくらいの部費を払っているのか聞いてみたところ、月額1000円が一番多く、次に多かったのが月額2000円でした。部員から徴収する部費以外に、部活動をするうえでかかる費用は会社が補助してくれている場合もあります。
また、部によって毎月の部費として徴収していないところもあり、活動頻度が月に数回で毎週行わない部などは「1回の参加につきいくら」という形で費用を支払ったり、活動日に施設使用料などを参加メンバーで折半したりといったケースも見られます。
会社の部活ではどんな活動をしているか教えて!
各部では、実際にどんな活動をしているのかも気になります。体験談の中から、各部の活動内容を紹介します。同じ種類の部活でも会社によって、その活動内容が違うこともあります。
- 生け花部:月に2~3回講師を招いて生け花を習う
- オーケストラ部:週1回の練習、年1回の演奏会への参加
- ゴルフ部:2ヶ月に1回程度のラウンド、年2回の社内ゴルフコンペへの参加
- スノボー部:1~3月の定休日にバスツアーにてスノボー旅行
- 陸上部:マラソン大会やその他の競技会などへの参加、そのための練習
- 野球部:キャッチボール・ノック・バッティングの練習、草野球チームとの練習
- バスケットボール部:チーム練習、練習試合や大会などへの参加
- フットサル部:パスの練習、ミニゲームの実施
生け花部のメンバーは生け花に興味がある、ゴルフ部のメンバーは皆ゴルフ好きというように趣味・嗜好の似た者同士が集まり部活が作られます。そのため、どの部活も部員皆が仲良く楽しく過ごせるように活動内容が考えられています。
会社の部活体験談
会社の部活に参加している12人の皆さんの体験談を紹介します。「他部署の人と交流したい」「運動不足解消」「同僚や先輩に誘われた」など参加理由は様々です。社内部活動に参加すること自体を迷っている人、自分に合った部活を見つけたい人は是非参考にしてください。
生け花サークル
ミニミニ(26歳)
事務職に就き4年目です。
会社で部活に入ることができるということで、同僚と入社してすぐ生け花サークルに入りました。同僚仲間は聞いてみると皆、都合により途中で辞めてしまったものの、生け花を習っていた経験者ばかり。私も大学の途中まで習いましたが、忙しくなり断念。そこで、こちらでまたあの清清しい気持ちになれる生け花を会社の部活で再開しました。
活動としては月2~3回で、材料費はその都度2000円前後。講師は社内の上司の知人なので、会社から補助金としてレッスン代が支払われています。
この部活動がある日は、俄然仕事も進みます。残業にならないよう逆算して仕事をスピーディに終わらせ、部活動をする部屋に向かいます。講師の指導により、花と水と花器との対話がより楽しくなりました。同僚とのコミュニケーションにも役立っています。困っていることは、特にありません。
オーケストラ部に所属
かなた(30歳)
卸売業で働いて6年の会社員です。
社内のメンバーで構成されているオーケストラ部があり、そこに所属しています。活動は週に1度の練習と年に1度の演奏会です。演奏会は夏なので、夏の後は1ヶ月程の活動休止時間がありますが、それ以外は年間を通して活動しています。
活動費は月額3000円のみですが、オーケストラの活動には練習や演奏会会場費などもっとかかるはずなので、会社からいくらかは補助が出ていると思います。
この部活の良いところは部署や年次を越えて知り合いができるため、どこか業務で関わりがあるときには話しやすい関係を築けることです。また部活動は会社公認の福利厚生の一部なので練習がある日には練習時間になると残業をせずに気兼ねなく出られることが良いと思います。
会社のゴルフサークルについて
南の薬剤師(27歳)
私は現在ある大手薬局の薬剤師をしていて、就職して4年目になります。
会社にもともとあったゴルフサークルに先輩に誘われたことで加入しました。入会費や部費などは特になく、かかる費用としては2か月に1回程度サークルメンバーでラウンドする時のゴルフプレー料金ぐらいです。また、年に2回(夏と冬)に社内のゴルフコンペがあり、その時は自己負担1000円でゴルフプレーおよびその後の飲み会まで参加できます。
ゴルフサークルに加入したことで、他の店舗で働いている先輩や同僚達と仲良くなれたり、普段運動をしていないので、ちょっとした運動にもなったりと、とても充実した休日を楽しむことができています。
部活で特に困っていることや気になるところはないですが、私的には1か月に1回ぐらいの頻度の方がサークルの人たちと関われる機会が増えるので良いかなと思っています。
定休日のお楽しみはスノボー
べにいも(33歳)
サービス業で勤めて10年になりますが、3年前からスノボーサークルに入りました。
元スポーツショップの店員で毎年雪山に籠ってスノボーをしていた人が3年前に入社しました。その人にスノボーを教わりたい数人の集まりが始まりです。毎年冬がお店の閑散期なので、1~3月の定休日にバスツアーでスノボーをしに行きます。会社の部活費用は、その時にかかる旅費と道具代を個々が支払うようになっており、道具がない人は仲間の中での貸し借りやレンタルでそろえています。
子連れでも順番に面倒を見ながら滑ればいいので、気軽に参加できます。それぞれが楽しめるため、毎回参加率がとても良いです。部の発足から3年に立ち、技術レベルに差が出始めていることからレベル毎にクラス分けをした方がいいのか、教える時間と自由に滑る時間と分けた方が良いのか、これからの部の進め方を考えなくてはいけないなと思っています。
陸上部を創部した
ロッキー(38歳)
小売業の会社で会社員をしています。勤続は8年です。
今年から社内部活として陸上部を創部しました。長距離主体なのでマラソン大会等にも参加しますが、本格的に競技会にも参加しています。練習は集合練習が週3日ほど。部費は大会の参加費とユニフォーム代などです。ほかの陸上競技連盟の加盟料などは、会社の補助を入れてもらっています。
ゆくゆくはニューイヤー駅伝に出たいと思って頑張っているので、そのためには学生時代本格的に走っていた人を入れなければなりません。しかし陸上の特別入社枠なんて無いので、タイムが良くて、なおかつ入社できそうな選手を、探す必要があり大変です。でも、みんなで練習できるところはとてもやりがいとか楽しさを感じています。
部活動は野球
ポコ(24歳)
会社員で勤続年数は3年目になります。
私たちが社内で作ったサークルが野球サークルで、活動頻度は週に2~3回です。活動内容は主にみんなで集まってのキャッチボールやノック、バッティングなどの練習や草野球チームとの試合も数は少ないですがあります。部費は今のところ2000円です。ただし、人数の増減により部費の金額も変化します。
みんな自主的に動くために学校との部活とは違って、自由がきくところが良いです。ただし困ってしまうのが、その日来る予定たった人が急な仕事で来られなくなったり、集まっての練習ができなかったりと人数がなかなか集まらないところです。さらに転職などでチームを抜ける人も結構多いので、さらに人数が減ってしまい困っているところです。
忙しいけど、バスケを忘れない
バスケットまん(37歳)
建設会社で働く15年目の40歳手前のエンジニアです。
会社で作っている部活はバスケットボール部ですが、チーム名は会社名ですので伏せたいと思います。部費は1000円/月も掛かりません。会社がある程度、ボール代や体育館使用料を援助してくれています。
部活は土曜日か日曜日の午前中に活動しており、平日は忙しいので、個人に任せています。10人集まる日は身内でゲームが出来ますが、出張や駐在などで不在になるときが多く人数が集まらないのが悩みです。練習試合や大会にエントリーするのですが、普段のチーム練習が少ないのでなかなか成果が出ません。しかし、学生の時に大好きで没頭した気持ちを忘れられないメンバーは仕事の都合を付けて参加しています。
楽しいフットサル
サミサミ(24歳)
私の職業は清掃業で、勤続年数は今年で4年目になります。
会社のメンバーでやっている部活はフットサルです。私の職場では自分を含めてサッカー経験者が多かったことから、去年皆で相談しフットサル部を作りました。活動の頻度は週3ぐらいでメンバーが集まって楽しくストレスを解消しながら汗を流してやっています。日頃から運動不足なためランニングから始まり徐々に体をほぐしながら皆でパスの練習から軽いミニゲームなどをやっております。
部費に関しては週に3回施設を借りているので、その費用のために1000円毎月かかっており、ボールやシューズなどの道具は各自で用意しています。
部活の良い所は、先輩や後輩の立場関係なしに楽しめることや団結力が高まることだと思います。困っていることは人数の少なさです。会社の部活仲間で本格的に大会に出てみたいと個人的には考えていますが、他のメンバーは大会出場などを目標にせず、今のまま気軽に楽しみたいと思っているため、そこが少し不満です。
同期と作ったフットサルの部活
あか(34歳)
営業事務としてコンサルティング会社で働き、約4年になります。
私の同期が、フットサルを会社のメンバーとしたいと言い2人でフットサルの部活を始めました。活動は月に1回、近くのフットサル場を借り、会社メンバー20名ほどで主にミニゲームをしています。部費は月に2000円集め、残った金額は飲み会などに充てています。
フットサルの部活で楽しいところは、職場では先輩後輩の関係でなかなかうまく話せない方とも、一緒にスポーツをするとすぐに打ち解け仲良くなることです。ただ、ついつい熱くなり職場でもフットサルの話をしてしまい、サークルに入っていない方からするとあまりおもしろくない雰囲気になってしまいます。
素人ばかりのフットサル活動
ヒロ(34歳)
介護職に就いて5年です。
会社ではフットサルの部活をやっています。部活メンバーは6名で、活動頻度は基本的に週に1回(水曜日)です。会社近くの市が運営する体育館で行っていますが。市内のリーグなどへの参加はしていません。
部費の徴収は行っておらず、フットサルに参加するときのみ体育館使用料を全員で支払うようにしてします。1回の参加で現在1人1000円。あくまでも会社内のメンバー同士の活動として行っているので、会社からの補助金はありません。
社会人になってほとんど運動することがなかったので、運動不足解消にちょうどいいです。参加者もほとんどが素人のため、みんな気軽に楽しく行えています。ただし、人数が少人数であることと、仕事の都合で集まれずになかなか活動できないときも多いのが悩みです。
みんなで楽しくフットサル部
りぷとん(28歳)
飲食業で勤続5年です。
先輩が社内でフットサル部を作り、私は学生時代にサッカーをしていたことから誘われて入部に至りました。勤務時間帯が昼と夜に分かれているため、なかなか部員全員での練習ができないですが、2週間に1回のペースで練習はしています。人数が揃わなさそうなときは、中止になることもありますが、フットサル場を借りて部員同士で練習をしたり、フットサル場を利用している方たちと練習試合のようなものをやったりすることもあります。
部費というのを特に決めていないので、飲み物や自分の使用品は自分持ちですし、フットサル場のレンタル費用などはそのときの参加部員で折半しています。
みんなサッカーやフットサルが好きで経験者なので、仕事がなければ積極的に部活に参加し、和気あいあいと楽しく活動しています。会社から部費など出ればもっと良いのですが、それでも運動不足解消にもなるし、先輩や後輩との交流も深められるので入ってよかったと思います。
社内フットサルサークル
maincarcrz(25歳)
私は仕事で自動車の製造をしており、今年で5年目の25歳男性です。
フットサルFCという名前のフットサルサークルを社内のメンバーで作っております。部費は月1000円で、会社から年間5000円の補助が出ています。私は高校までサッカーをしていたので、部活でフットサルができること自体が楽しいですが、部活を始めてからは会社での知り合いが増えて仕事に行くことも楽しくなりました。
悪い点としては、土日に試合があり休日も会社の人と会わなくてはならないので、休んだ気がしないこともあります。また、本気で試合に勝ちたい人とダイエット目的で入っている2パターンの人がいるので、練習の際にはそのことで喧嘩になってしまい、その後の仕事でも気まずくなるので困ることもあります。