自転車通勤のメリットとデメリットを15人の社会人に聞いてみた
自転車通勤をしてみようかと迷っているならこの体験談を参考にしてください。自転車通勤のいいところを、自転車通勤をしている先輩たちが教えてくれました。自転車通勤を始めるならいいところだけでなく、弱点や注意点も理解することが必要です。興味のある方はぜひチェックしてください。
自転車通勤のメリットとデメリットを教えて!
もらうお給料もまだ心もとない新入社員に見ていただきたい自転車通勤体験談をご紹介します。自転車通勤のいいところを、自転車通勤をしている先輩たちが教えてくれました。
自転車通勤にはいいところがたくさんあります。電車にしようかバスにしようか、自転車通勤は大変じゃないのかな…など、通勤手段を迷っている人はぜひ参考にしてください。
自転車通勤のメリット
ここでは、先輩たちが寄せてくれた自転車通勤のいいところをご紹介します。「自転車通勤をしなければよかった」と後悔している人がいないことから、自転車通勤にはいいところがたくさんあることが分かります。自転車通勤に興味がある方は要チェックです。
- 朝、さわやかな風を感じられる
- 徒歩よりも速い
- バスの待ち時間がない
- 途中でコンビニに寄れる
- ダイエットになる
- いい運動になる
- 渋滞にはまることがない
- 交通機関が混乱していても自転車はすいすい行ける
- 通勤ラッシュの苦痛がない
- 決まった時間に会社に到着できる
- 通勤費がかからない
- 身体を動かすことで頭がすっきりする
- 自動車が入れない狭い所も通れる
- 通勤途中に何かしらの発見がある
自転車通勤のデメリット
自転車通勤にはいいところがたくさんある一方、弱点もあります。しかし、先輩たちは弱点があっても自転車通勤をやめないのですから、もしかしたら、たいしたことがない弱点なのかもしれません。
- 雨や雪、強風、酷暑の時は辛い
- 悪天候のときはカッパを着る、通勤手段を変えるなどの対策が必要
- 着替えが必要
- 日焼けする
- 転倒や交通事故の危険がある
- 上り坂が辛い
- 自転車盗難の恐れがある
自転車通勤に興味があればトライしてみよう
自転車通勤のいいところを感じられる人は多いはずです。通勤距離が長くない、職場が自転車通勤を認めているなどの環境にあるなら、自転車通勤を考えてみてもいいでしょう。
ただし、先輩たちが挙げてくれた自転車通勤の弱点を克服する必要があります。通勤手段を決める時は、通勤手段それぞれのいいところとそうでないところを確認して、自分の置かれた環境と相談しながら考えてみて下さい。
自転車通勤に興味がある新入社員なら、トライすることをおすすめします。若いうちは何でもやってみることが自分のためになります。自分にピッタリの自転車を見つけて、ぜひ自転車通勤を満喫している先輩に続いてください。
自転車通勤のメリットとデメリット体験談
さわやかな風を感じられる
のり(30歳 営業職)
私は昨年から通勤を自転車にしました。これまでは30分ほどかけて車を運転して通勤をしていましたが、車で10分ほどの家に引っ越しをしたことがきっかけで自転車通勤を始めました。
車で10分ほどですが、朝はものすごく渋滞していたので、もしかしたら自転車の方がスムーズに行くのかもしれないと思い試してみたら、7分ほどで会社に着きました。
朝爽やかな風を浴びながら出勤ができるのは非常に清々しいですが、冬は本当に寒くて車を利用したいなと思うこともありました。
ただ運動することは大切だなと思いますし、それが通勤時間内にできるのであれば一石二鳥だと感じています。
自転車通勤をするのは地域によってできることとできないことがあると思いますが、近いのであれば自転車通勤と言う手段もオススメだと思います。
移動が速い
マルハ(50代前半 パート)
徒歩でもバスでも自転車でも目的地に到着しますが、自転車を使用する時間は15分ほどです。道が荒れていたことや、道路沿いを通過する大型車から立ち上る粉塵や水しぶき、道端を歩く毛虫の恐怖などから自転車を使うことにしました。
自転車通勤の良いところは、やはり移動が速いことです。歩く時間の半分以下で目的地に到着します。天気のそこそこ良い日は気持ちが良く、嫌なことがあっても心を洗い流すような気分解消法のひとつとなります。
雨の日は道路を走る車の水しぶきを頭からもろにかぶることはなくなり、水たまりの上も靴を濡らさず通過できるため、その点に関しては気楽です。
自転車通勤の良くないところは、大雨、雨のうえ強雨風の日は気分が滅入ることです。レインコート、合羽の支度から始まり、雨の中の完全防水は難しくどこかしら濡れて気分が腫れません。雨の中濡れながら走っていると、バスや電車での通勤がまともに思えてきます。
関西にお住いの人は特に、自転車を使用するすべての人に対し、自転車保険への加入が義務化されつつあります。自転車通勤を検討されている人は、合わせて自転車保険への加入も考えておきましょう。
バスを待たなくてもいい
美咲(30歳 派遣社員/医療事務)
私は片道自転車で20分の距離を自転車で通勤しています。バスも出てはいますが、自宅からバス停まで徒歩で5分、職場の最寄り停留所からは総合病院まで徒歩5分かかるので、徒歩で歩いたりバスを待っている時間がもったいないし、自転車のほうが待ち時間がないぶん早くつくので自転車通勤を選択しています。
自転車通勤のいいところは待たなくても良いし、コンビニ等の他の場所に立ち寄れるし、往復40分は自転車に乗るので良いダイエット等の運動になることです。
良くないところは、雨が土砂降りの時は、傘やカッパでは対応しきれないのでバス通勤になるため、自腹で交通費を支払わなければいけないところです。
社会人になれば運動する機会も減って余暇時間も減るので、自転車通勤にしたほうが運動になります。時間を有効活用して早く帰宅できると思います。
少しゆっくり寝られる
トライアル(34歳 物流業)
自宅から自転車通勤で約15分です。自転車通勤を選んだ理由としては歩くよりは早く到着するということと、私の場合はあまり距離がないところもあります。
あとは、自動車よりはエコな生活だと思い自転車通勤を選択しました。自転車通勤の良いところは歩きよりも早いところなので、朝少しだけゆっくり寝ることができます。
悪いところは、雨の日カッパを着て出勤をしなければいけなくなってしまうところです。なので、雨の日は少し早く出るくらいの気持ちがないと難しいと思います。
徒歩か自転車か車通勤で悩んでいる方がいるとするならば、距離や朝の交通情報などを整理してどれが一番自分にとって最適化を考えてください。その中で一番自分メリットがある通勤方法を選ぶと良いと思います。
通勤ラッシュがない
みなみ(20代前半 栄養士)
通勤には20分程かかっています。免許も車も持っているのですが、自転車でも行ける距離に職場があるので、雨や雪の日など天気の悪い日以外は自転車で通勤しています。
自転車通勤のいいところは、通勤ラッシュなどが無いところです。車だと渋滞してしまうとなかなか抜けることが出来ないのですが、自転車はすいすい行けます。
なので、渋滞で遅刻したり、遅刻しそうになって焦るということはありません。毎日決まった時間に家を出れば、決まった時間に職場に着くことが出来ます。
自転車通勤の良くないところは、天候に左右されてしまうというところです。雨や雪が降ると、自転車よりも車の方が安全です。また、夏場は日焼けしてしまうので、日焼け止めが欠かせません。ただ、遅刻の心配はないので、新入社員さんにはおすすめです。
健康になる
おのさん(52歳 会社員)
通勤に掛かる時間はおおよそ20分です。自転車通勤を選んだ理由は、海外赴任からの帰国後自分専用の車を買えなかった事と、年齢的に日頃の運動不足を少しでも解消したかった為です。
自転車通勤の良い所は、とにかく健康的になれる所です。自転車は有酸素運動になりますので、持久力や体力の維持には持って来いの乗り物です。又、通勤費も掛からないところが良いです。
悪い所は、雨の日や風が強い日、又、冬の寒さや真夏の暑さには弱い点です。この様な天候の時や季節に何度自転車通勤を止めたいと思った事でしょう。
自転車通勤は、日頃から運動不足を感じている方にはもってこいです。特に新入社員の方は、お勤め先近くのアパート等にお住まいの場合等、断然自転車での通勤をお薦めします。
まだ若いので体力的には問題が無いと思われますので、新しい環境でご自身が受けているストレスの解消にも良いと思います。
四季が感じられる
ペン(30代後半 会社員)
片道20分をかけて会社に通勤しています。きっかけは、通勤手当は支給されますが、ほかの社員も自転車通勤をしていたことです。
通勤手当は自宅からの距離数ではなく、管理職以外は一律だからです。不公平感はありますが、入社時の契約時にあったルールです。経営者の決めた事らしいです。通勤手当のガソリン料金を浮かすことができて感謝しています。
雨の日はマイカーを使いますが、自転車通勤の不便さは着替えが必要なことくらいで、四季の季節感が感じされるのがすばらしいです。
これから自転車通勤を考えていらっしゃっているかたにアドバイスですが、今は自転車ショップでは多様性をもった自転車がたくさんありますので、当然ですがショップで相談して自転車を選ぶことをおすすめします。気持ちのいい自転車通勤を体験してみましょう。
交通網がマヒしても普段通りに帰宅できる
さぎ白蛇仁(41歳 証券会社/証券営業)
私は自宅から東京都内のオフィスまで、片道1時間30分かけて自転車通勤をしています。自転車通勤を選んだ理由は、電車での通勤時間と自転車での通勤時間が同じ時間であるためです。
同じ時間ならば運動にもなりますし、満員電車のなかで苦痛を味わいながら通勤するよりは、自転車に乗って気分爽快な気分で会社に通いたいと思ったのです。
自転車通勤の良い点は、東日本大震災のような大災害によって都心の交通網がマヒしたときでも、普段通りに自宅に帰宅できた点が挙げられます。
悪い点は雨の日の視界が良くない点です。それに雨の日は路面が滑りやすいですから、転倒にも注意しなければなりませんから油断できません。
新入社員の方へのアドバイスとしては、自転車通勤は災害時に普段通り帰宅できるためメリットが大きいです。しかし、自転車通勤を始めた当初は、転倒による怪我を避けるために雨の日は電車通勤にしても良いと思われます。
スッキリとした気持ちで仕事を始められる
わらび(30代後半 事務員)
私の職場は自宅から電車に乗れば一区間です。自宅も職場も駅から近いこともあり、はじめは電車で通っていましたが、ある日思い立って自転車で行ってみることにしました。
すると、電車で行っても15分、自転車に乗っても15分と、所要時間が同じなことに気づきました。しかも、朝から自転車に乗って身体を動かすと、職場に着く頃には頭がしっかりと冴えていて、すっきりとした気持ちで仕事を始められました。
それ以来、毎日自転車通勤に切り替えました。ただ、やはり雨の日は不便なので、雨が降っていたり、天気が荒れそうな日は電車通勤にしています。
自転車通勤をしようと思っている人は、交通ルールをきちんと守って、気持ちと時間に余裕をもって、さわやかに通勤を楽しんでください。
バスや電車が止まっても関係ない
ココロ(20代後半 建設業/事務職)
距離として2.5キロの道を自転車で30分かけて毎日通勤していました。この距離だとバスや電車の方が早いかと思っていたのですが、バスは会社の最寄りのバス停が近くに無かったのです。
また、駅から自宅と会社がそれぞれ遠く、どちらも歩いて10分ずつはかかる道のりだったので、自転車で通勤しても時間的にはほとんど変わりませんでした。
おかげで、事故などで電車やバスが遅れたり止まったりしても関係なく、決まった時間で通勤できたので助かりました。
しかし、雨風のある日は辛くカッパを着て通勤したりしましたが、夏は蒸して暑くなり、冬は手が冷たくなって寒かったです。雨ではなくても気温との戦いはありましたね。なので、暑さと寒さ対策は考えておいた方が自転車通勤は良いでしょう。
汗をかいても大丈夫なように着替えも持っていく、寒さは暖かい手袋や帽子も用意する。というように考えておいた方が良いでしょう。
自動車が入れない処にも行ける
宇都宮太郎(67歳 パート労働者 事務系)
私の通勤時間は片道10分程度です。私は左足が不自由なため歩くより楽なため自転車で通勤しています。
自転車通勤だと、買い物やその他の用事の帰宅途中で行えます。自転車通勤はある程度の距離なら運動になりますので、普段あまり運動をしていない人には良いものです。また自転車は小回りが効きますので、自動車が入れない処にも行けるのが良いです。
ただ、自転車だと雨の日は合羽を着て乗らなくてはならない事が面倒ですし、大風が吹いている時は自転車を漕いでいるのが困難になります。
長距離通勤をしている人には勧められませんが、少しぐらいの距離(10㎞位)だったら自転車通勤だと運動になりますし、自家用車通勤だと渋滞にはまる心配がありますが、自転車は小回りが利きますので渋滞の道でも気にしなくて走れます。
また、駐車場の心配もありません。雨の日は大変ですが、時間帯によっては自家用車より通勤時間が短くなるのでお勧めです。
通勤ルートで様々な発見がある
ジャンボ(20代後半 病院職員)
私は今の職場に勤めて5年になります。当初はお金もなく、車を買う余裕などありませんでした。また、主要駅からも離れており、通うにはバスか自転車での通勤が必須でした。そんなこともあり病院から自転車で20分程のところに家を借りて生活することとなりました。
自転車通勤当初は、車で通勤する同僚に憧れておりました。「早く自分も車で通勤したいな」と思っておりました。でも、今では自転車通勤がすごく良いことに気づきました。
まず、一つは運動不足の解消になることです。これは想像がつくと思いますが、片道15分ですので、1日30分自転車に乗ることになります。これは思いのほか身体に良く、普段あまりスポーツなどを行わない自分にとって良い運動になります。
次に良いのは、通勤ルートで様々な発見があることです。私が勤めている病院は、あまり大きくないこともあり患者さんと多くコミュニケーションがとれます。その時に教えてもらった情報をもとに帰り道に探検するのがすごく楽しいです。
良くない点としては、天候に左右されることですね。これは、もうどうしようもありません。
新入社員の皆様、自転車通勤は面白いですよ!是非、はじめてみてください!
程よい運動になる
菖蒲池(30代前半 訪問看護師)
通勤にかかる所要時間は10分程です。車を出す距離ではないけれど、歩くと多少時間がかかるので自転車通勤を選びましま。
<自転車通勤のメリット>
・歩くより早く、車より手軽である。
・軽くて小さい自転車を使えば事務所に置くことが出来るため、置き場所に困らなかった。
・自転車保険は安価からあるので保険も入りやすい。
・程よい運動になる
<デメリット>
・私の通勤先は坂があるので上り坂の時は少し大変である。
・外に置かなければならない時は盗難等が心配である。
・車道を走るのは危険もあるので多少通勤時事故などの怖さはある。
・日焼けする
程よい距離なら断然自転車通勤はオススメです。今は昔と違って自転車の質があがり、用途により使い分けも出来ると思うので、自分の通勤をスタイルにあったものを選べばすごく便利です。
値段はピンキリかと思いますが、自動車通勤と比べてもメリットが沢山ありますよ。看護師的視点からみても健康にも良いと思うので、私は自転車通勤を推します。
身体がしぼられる
えぷぽん(30代後半 事務)
自宅より職場まで自転車で25分のところに住んでいます。自転車通勤をする以前は自動車通勤をしていていましたが、30代になり、運動不足が体重にもろに反映されるようになりました。
事務のデスクワークで運動になるような業務が皆無で、通勤を運動にしようと思ったのがきっかけです。
春・秋の天気のいい日は自動車をこいで、さわやかな風を浴びて、季節を感じられる瞬間が最高です。そして、毎日の積み重ねでゆっくりと身体が絞られていき、体重はマイナス10キロ、リバウンドなしで健康体で過ごしています。
一方、夏や冬の酷暑、酷寒期、梅雨時は汗、寒さ、雨との戦いなのがつらいです。
自動車通勤をしようか迷っている新入社員の方、気候によりむずかしい日もありますが、出来る日だけでも自転車通勤をすると健康維持、スタイル維持になり良いですよ。
午前中のモチベーションが全然違う
はに(30歳 事務)
自転車通勤往復で40分〜50分ほどかかります。楽な電車通勤が良いですが、最寄駅から会社まで徒歩で15分かかります。また交通費も出ないため、節約にも運動不足解消にもなるので自転車通勤を始めました。
最初のうちは慣れるのに時間もかかり、通勤時間に使う時間ももったいないと思ってたんですが、今となっては体の調子も良いし、朝の目覚めにもなるので自転車通勤が良いです。
冬場は寒いですが、元々冷え性なので代謝が上がりやすくなり、会社に着く頃には体がよく温まってます。午前中仕事のモチベーションが全然違います。
交通費も仮に5千円浮くとします。年間で考えたら大きいです。何事も慣れるまで億劫な気持ちになりますが、自転車通勤で損することはないので、オススメします。
自転車通勤はメリットのほうが多い
自転車通勤をしている先輩社会人の皆さんの体験談を基に、そのメリット・デメリットを紹介してきましたが、いかがでしたか。
もちろん雨の日が辛いなどデメリットもあるものの、交通費がかからない、通勤ラッシュに巻き込まれる心配がないなど自転車通勤ではメリットのほうが断然多いです。
通勤手段に迷っている人は、ここで紹介した体験談を参考に自転車通勤を検討してみるのも良いでしょう。