敬語/英語/メール

久しぶりの英語での表現方法は?メールや会話の例文

久しぶりの英語表現は日本語と違いいくつもあります。ビジネスはもちろんプライベートでも使えるメールやお手紙、電話や日常会話の「久しぶり」の英語表現を例文付きで紹介します。とっさに挨拶されたときの返事も解説しているのでしっかり確認してスマートな英語を身に付けましょう!

ビジネスで使えるスマートな「久しぶり」の英語表現

ビジネス上でしばらくぶりに会う人や、最近連絡を取っていない人にメールを送らなくてはならなくなった時に、「久しぶりです」と言わなければならない、そんな事があると思います。
よく使うはずなのに意外とすらすら出てこない言葉のひとつである「久しぶり」の英語表現を、いくつかご紹介します。スマートに使いこなしてデキるビジネスマンを目指しましょう!

よく聞く「Long time no see」以外にもある「久しぶり」の英語表現

英語でよく耳にする「Long time no see」という意味の「久しぶり」の挨拶は、元々は中国語の「好久不見(久しぶり)。」を直訳したもので、それを英語圏の人達が英訳したものだと言われています。

Your browser doesn’t support HTML5 audio

ビジネスにおいても、プライベートなシーンにおいても、久しぶりであるという表現を英語で伝えたいという事は多々あると思います。そういった時に、様々な表現方法がある事を知っておくととても便利です。

同じ意味でも、異なる言い回しはたくさんあるため、ワンパターンにならないようにレパートリーを増やしておきたいところです。

英語で挨拶するには?ビジネスや日常会話で役立つフレーズ

メールや手紙の「久しぶり」の英語変換とその例文

メールや手紙で使える「久しぶり」を表す例文を挙げていきます。

「Long time no e-mail」
メールではお久しぶりです。

これは友人同士で使うカジュアルな表現です。

「It’s has been a long time since we last we last contacted each other」
「It’s been a while since our last correspondence」

これらはビジネスシーンのメールで使う「久しぶり」の表し方です。

「It’s been since a long time such we have spoken」
長らくメールをしていませんでしたね。

「a long time」を「while」に変えても同じ意味になります。

「It’s been such while since we have spoken」
speakやtalkやchatやcontactなど、会話を示す単語を使う事で応用できます。

「It’s been such a long time since we talked」
「It’s been such a while since we had a chat」
「It’s been such a long time since I last contacted you」

これらはビジネスの場面で使う事ができる言い回しです。

「We haven’t had much contact recently」
「We haven’t a lot of contact recently」

(最近連絡していなかったですね。)=(久しぶりですね。)という意味でメールや手紙で英語表現として使う事ができます。

「Long time no speak」

カジュアルな場面であれば、この表現を使っても構いません。

メールで「しばらくぶりである」という事を表したい時には、「talk」を用いる事が多々あります。「contact」や「get in touch」は「連絡する」という意味で使われます。
例えば、「It’s been a while since talked」などがあります。

またメールの場合は、「Long time no see!」よりも「It’s been a while」の方がより自然な場合もあります。

「I have not been in touch with you for a while」
大変ご無沙汰しております。
「It has been a long time since I’ve seen you」
ご無沙汰いたしております。
「It has been a while since I last kept in touch with you」
大変ご無沙汰しております。
「It has been a long time since I wrote you last」
ご無沙汰しております。
「It has been a long time since I last contacted you」
大変ご無沙汰しております。
「It has been a long time since I got in touch with you last time」
ご無沙汰しております。

これらは特に手紙、メールらしい表現の仕方であり、「ご無沙汰しております」という書き方だけでも何種類もパターンがあります。

「It has been a long time since I last contacted you. How about you been?」
大変ご無沙汰しておりますが。いかがおすごしでしょうか?

「It has been a long time but how have you been?」
ご無沙汰しておりますが、いかがおすごしでしょうか?

このように、同時に近況を尋ねる言い回しもあります。

「I am ○○(名前) from △△(会社名).It has been a long time I got in touch with you.」
大変ご無沙汰しております、△△(会社名)の○○(名前)でございます。

これはビジネスの場面でよく使われるメールや書面での定型文なので、おさえておきたい表現です。

「It is shame that I have not corresponded with you more frequently」
なかなか連絡できずに申し訳ございません。

これもビジネスの場面で使う、かしこまった「久しぶり」の表現方法のひとつです。

「Sorry for not keeping in touch」
ご無沙汰しております。

Your browser doesn’t support HTML5 audio

「Please excuse me for my long silence」
長い間ご無沙汰してしまい、申し訳ございません。

これらも、一風変わった「久しぶり」という意味を表す言い方です。

手紙やメールの返事が遅れてしまった時などは、久しぶりになってしまった事とイコールと捉え、同じ表現を使うと良いでしょう。

電話の「久しぶり」の英語変換とその例文

電話越しに「久しぶり」である事を伝えるには、以下のような言い方が有効です。

「Long time, no talk」
「We haven’t talked for a long time」
「It’s been a long time since that last time we talked」

これらを略すと、「It’s been a long time」となります。

電話では「It’s the long time」という表現はあまり使われません

一方で、「Long time no see」は、メールでも対面でも、電話でもシーンを問わずに使われます。重宝するので覚えておくと良いでしょう。

「We haven’t talked each other for a while」や「I missed you」「How have you been?」を繋げる事で、電話越しでも会話を繋げる事ができます。

「It’s been such a long time」
「It’s been ages, hasn’t it?」
「It’s been quite a while」

以上はどれも「久しぶりですね」「久しぶりだね」という意味を持っており、もちろん対面の時にも使う事ができます。

日常会話を盛り上げる英語の「久しぶり」変換例

会話において「久しぶり」という事を伝えたい場面はとても多いですよね。そのため、久しぶりである事を伝える言い方は多くあります。ここではそのうちのいくつかを紹介します。

「It’s been a long time」
お久しぶりです。

「It’s been a while」「It’s been such a while」も同じ意味を持っています。久しぶりに会った人に対して話しかける際に使いますが、「a long time」の方が「a while」よりも長い期間を表すので、より長く会っておらず、久しぶりである事を強調したい場合は「It’s been a long time」と言うと良いでしょう。

「while」は「期間」の表現であり、「a short while」は短い期間を表します。そのため、「かなり長い間」と強調したい場合は「quite」(かなり~)という単語を付け加え、「It’s been quite a while」とすると、「本当に久しぶり」という意味になります。

「It has been a while since ~」のように、since以下の文が省略された形になります。

「It has been a while since we met last」
最後に会ってから長い月日が経ちましたね。

「It’s been a long time」はどのようなシーンでも使える表現であるのに対して「Long time no see!」はカジュアルなシーンで使われる言い方です。なお、本当に長い間会っていない人にしか使わず、日常会話で頻繁に使うわけではないので注意が必要です。純粋に「久しぶり」という意味のみを表します。

「Long time no talk!」
久しぶりに話すね!

これも、カジュアルなシーンで、友達同士で話す時に使われる表現です。

「It’s been ages!」も久しぶりという意味を持っています。「a long time」や「a while」、「ages」などは全て期間を表現するための言葉です。つまり、これらは会っていなかった期間を表しています。また、文頭に使われている「It’s」は「It has」の短縮形です。

「Good to see you again」や「It is a pleasure to see you after such a long time」は、ビジネスシーンで使われる「久しぶりにお会いできて嬉しいです。」という表現です。

「How have you been?」を久しぶり、の前につけると会話のクッション言葉として機能してくれます。「Long time.」と言う事もあります。「Long time , see man. What’s good?」久しぶり、の後に「最近どう?」という意味の文を付けて会話の広がりを持たせる事も多々あります。

「It’s been such a long time」
「It’s good see you again」
「I haven’t seen you in forever」

以上のようなカジュアルな言い方もあります。
どれも、「あなたに会えて良かった」という、カジュアルな場面で再会を喜ぶ事を表現する言い方です。

「It’s great seeing you again」

Your browser doesn’t support HTML5 audio

カジュアルな場面で、再会の喜びを表現する言い方としてこういったものもありますが「great」を付ける事で本当に嬉しいという意味を強調する事ができます。

「I can’t remember the last time just two of us did something together」

これは、最後に二人で遊んだのがどれくらい前だったのか思い出せないほどだ、という言い方をする事によって、とても久しぶりであるという意味を表しています。

「Tomorrow is my first day off in a long time」
明日は私にとって久しぶりの休日です。

長い期間のうちの初めての日、という表現で、久しぶりという意味を持たせています。

「I haven’t come to Japan for a long time」
日本に来たのは久しぶりです。

長い間来ていなかった、つまり久しぶりである、という言い回しです。

「It’s been such a while」は実際によく使われる表現です。
「It’s been a long time since we last met」の後半が省略された形で、現在完了形です。「has been」は長い期間絶えず続いている事を表すので、久しぶりという表現に使う事ができます。

「I haven’t seen you in while」「I haven’t seen you in ages」「I haven’t you forever」も現在完了形「have not seen」を使っています。

「久しぶりである」事を短く伝えるためには、「Nice to see you again」も久しぶりのニュアンスを持っています。

「Where have you been hiding?」
久しぶり、どうしてた?

「When was the last time we met?」
最後に会ったのはいつだったっけ?=久しぶりの意味

「I was so sad I couldn’t see you」
全然会えなくて、寂しかったよ=久しぶりに会う

「久しぶり」と言われた時の返事に使える英語変換の例文

久しぶり、と言われた時の返事について、例文をご紹介します。

「I know. It’s been ages」
ええ。本当に久しぶりだね。

と、簡単に同意を表す事ができます。

相手が「It’s been ages.」と言ったのであれば、「Yeah , it’s been a while」など、相手と同じ表現を避けて同意を表す事もできます。

「It’s been ages」
久しぶり。

Your browser doesn’t support HTML5 audio

「I know. How have you been?」
そうだね。元気だった?

Your browser doesn’t support HTML5 audio

「I’ve been great. How about you?」
元気だったよ。君はどうだった?

Your browser doesn’t support HTML5 audio

と、会話を続けていくために、相手に訊き返していく事を忘れないようにしてください。

「Nothing too exciting I’m afraid. How about you?」
残念だけど何もないよ。そちらはどう?

Your browser doesn’t support HTML5 audio

「Pretty busy with work. And yourself?」
そこそこ仕事が忙しいかな。君は?

Your browser doesn’t support HTML5 audio

「Not too bad. How about yourself?」
まあ悪くはないよ。君はどう?

Your browser doesn’t support HTML5 audio

「Not bad. Yourself?」
悪くないよ。君は?

Your browser doesn’t support HTML5 audio

「Nothing much. Yourself?」
特に何も。君はどう?

Your browser doesn’t support HTML5 audio

「Nice to see you again」
「Good to see you again」
「Great to see you again」
また会えて良かった、嬉しいよ。

「You haven’t changed at all」(少しも変わってないね。)など、会話を続ける糸口になるようなクッション言葉を入れるのも良いでしょう。

特に何もない、と言いたい場合は

「Nothing much」

Your browser doesn’t support HTML5 audio
「Same old same old」
Your browser doesn’t support HTML5 audio

を使うと良いです。

「Good. And you?」
元気だったよ、君は?

Your browser doesn’t support HTML5 audio

「Yeah, It’s been quite a while. When was the last time we met?」
はい、最後に会ってから本当に久しぶりですね。
「Yeah, It’s good to see you. What are you up to these days?」
そうですね、久しぶりです。最近どうしていましたか?
「Way too long, What’s long. What’s new?」
長い間会っていませんでしたが、最近何かありましたか?

具体的に「久しぶり」である事を伝える英語例文

英語で具体的に久しぶりに何かをしたりする場合の表現方法をご紹介します。

「It’s been while(a long time/ages)since~」
~をするのは久しぶりです。

久しぶりである事を具体的に伝えたい時に使う表現です。

「It’s been a long time since I played baseball」
野球をするのは久しぶりです。
「It’s been ages since I ate this」
これを食べるのは久しぶりです。

直接的に久しぶりであると単語で伝えずに、結果としてその行為が久しぶりである事を表現しています。

「For the first time in ~days/months/years」
~日ぶりに/~ヶ月ぶりに/~年ぶりに

久しぶりである期間の具体的な数字を示すため、どのくらい久しぶりなのかを相手に伝える事ができます。

「in a few days~」「in many days~」などの言い方もできます。

「I’m going to Japan for the first time in a year」
1年ぶりに日本へ行きます。

「The last time I played basketball was almost five years ago」

直訳として「久しぶり」と訳さなくても、結果としてその行為が久しぶりである事を意味する事になる場合も多くあります。
「~するのは久しぶりだ」「共に仕事をするのは久しぶりだ」など、久しぶりである事を表すシチュエーションは様々です。

日本語と違い英語には多くの「久しぶり」がある

日本語には「久しぶり」というわかりやすいひとつの単語がありますが、英語にはそれがありません。それを不便だと感じるか、表現の幅が広がって良い事だと感じるかは、時と場合によるかとは思いますが、うまく使いこなして、コミュニケーションの幅を広げていきましょう。