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共働きの生活費の分担どうしてる?体験談14

共働き世帯の生活費の分担について夫婦の間でしばしばもめることがあります。正解はないので、折半するか分担割合をどうするかなどは話し合いによって解決するしかありません。共働きゆえの生活費の分担について、妻と夫にそれぞれ言い分を聞きました。

共働きの生活費の分担はこうしています

体験談で聞いた共働きの生活費の分担をご紹介していきます。夫が生活費の多くを占める家賃や光熱費などを負担し、こまごまとした生活用品は妻が負担するケースが多かったです。妻より夫の方が収入が多い共働き世帯は、生活費の全額を夫が負担している家庭もあり、その場合、妻の収入は貯金へ回したり、旅行や外食などの余暇に使ったりしています。

一方、きっちり折半で分担していますと答えた共働き世帯もありました。生活費用の口座に毎月お互いに決めた額を入金し、そこから日々に使う生活費を互いに出金します。「○○に使ったよ」と一言声かけをする心づかいがあれば、もめることもないでしょう。

共働きでも生活費の管理は妻任せが多い

夫が自分の収入を全額妻に渡し、妻が生活費のコントロールすべてを行っている共働き世帯は多いです。この場合、妻の収入がどのくらい生活費に充てられているのか、家計全体で支出している生活費がどのくらいなのか分かりにくくなります。いえ、ちゃんと知っているのは妻のみになるのでしょう。

夫が「生活費の管理に口をはさまないようにしている」理由は、「面倒だから」「もめたくないから」にあるようです。それで上手くいっているのなら問題はありませんが、キャッシュカードは自分で持つ、時々家計簿をチェックするなど、生活費の使われ方に関心を持つことも大切です。

共働き世帯は、家庭はひとつですが収入源はふたつです。入口のお金と出口のお金、そしてその中から支出する生活費の使われ方について無関心はよくありません。互いに分担している金額や支出の行方、残ったお金、貯金に回すお金は、あとでもめることがないように夫婦で関心を持って管理してください。

共働きの生活費の分担体験談

ここからは、寄せられた共働き世帯の生活費の分担体験談をご紹介していきます。妻の言い分と夫の言い分に分けてご紹介しますので、それぞれ参考にしてみましょう。

妻の言い分・共働きの生活費体験談

自分の収入をあてにしすぎないよう心がけている

まる(28歳 事務職)


生活費の基本的な分担は、家賃・光熱費は夫が負担し、食費は私が負担しています。家族としての貯金は、夫が月5万円、私が月2万円を出し、定期預金の口座に入れています。

その定期預金の口座には、ボーナスから夫と私がそれぞれボーナス額の15%を入れて、それとは別に旅行資金としてボーナス額の5%をためています。生活費の分担について、過去にパートナーともめたことはありません。

共働きにおける生活費の管理で私が気をつけていることは、今後、子供を産みたいと考えているので、私の収入をあまりあてにしすぎないような状態で家計を維持していくように心がけています。そのため、私が負担している食費も平日に家で食べる時のものだけです。

もめたことはありません

りな(27歳 歯科衛生士)


共働きですが、生活費は、家賃はぴったり半々。光熱費も半々です。食費についても、基本的には半々でレストランやスーパーでお互いにその場にいる場合にはきっちりわけます。

ただ、私が仕事帰りに何か生活用品やちょっとしたおかず等を購入した場合は、買ったよ。とだけ一言いい、とくに細かい金額まで言うことはありません。彼の方でも気を使ってくれ違う機会の時に、このあいだ買ってくれたから。という感じで多目に出してくれたり、カフェ程度の時におごってくれたりします。

貯金は、それぞれ10万ずつ2人の口座に入れて、残りは個人のものとして個人口座に貯金しています。お金に関しては、とくにもめたことはありません。お互いに、出し合うようにしています。

管理の面では、お互いにそれぞれの出費があるため、気づいたら思っていた以上にお金が出てしまっていることもあるので、お互いに節約を心がけています。

主人が全額負担している

y.mam(27歳 保育士)


共働き我が家の生活費の分担は、基本的に全額主人が負担しています。理由としては、光熱費、ケータイ代、保険代などは主人の口座から引き落としをかけており、主人のお給料振り込みも同じ口座なため、わざわざ小まめにATMや窓口に行く手間も省けるというメリットと、支出額も通帳一つですぐ確認出来るというメリットがあるからです。

私の収入は、積み立て貯蓄、臨時出費、なにかあった場合の貯蓄にあてています。これは結婚当お互い話し合って決めたので揉めた事もなく、今の所問題はありません。

気をつけておきたい事は、残高を小まめに確認しておく、クレジットカードを使い過ぎない、など残高不足にならないように気をつけておく事位です。この分担方法は、分かりやすくてオススメです!

家計簿アプリで管理している

たつのおとしご(35歳 事務職)


私と主人の収入合わせて50万を、お互いのお小遣いなどを差し引いて40万程度で家賃、光熱費、食費、貯金に回しています。私が一旦給与を預かって、お小遣い、各費目に分配、支払いします。外出するときの食費や交通費は、生活費として確保しているお金から出しています。

最初に2万円程度貯蓄用の口座に入れてしまって、もし生活費が余ったら、それも貯蓄に回します。滅多にあまりませんが。結婚当初はお互いいくら給与をもらっているのかわからないまま、夫に足りない分を出してもらって生活費をやりくりしていましたが、共働きだからなのか毎月いくら使っていいのか全くわからなくて、貯蓄もできないし、イライラしました。

夫もそうだったみたいで、子供の妊娠を機にお小遣い分を取った残りを生活費のお財布にすると決めました。

毎月気をつけていることは、2万円の貯蓄を続けること。急な冠婚葬祭に備えたり、子どもの教育費に充てたりするためです。また、夫にいくら何に使ったか説明できるように、簡単に家計簿アプリを使って管理しています。

お小遣い以外は全部家族のお金

きえ(25歳 飲食店)


お互い稼いだお金は一緒にまとめ、そこから家賃から光熱費、お小遣いなどと生活費を振り分けています。なので、お互い稼いだお金は全部家族のお金になります。個人的に欲しいものや、娯楽費はお小遣いからで、洋服など無くてはならないものは家族のお金から出費しています。

個人的な買い物も家族のお金から出費してしまうと、どっちが多く使っていると喧嘩の原因になってしまうので、共働きでも個人的な買い物は全部お小遣いにしました。旦那もこのシステムに了解を得ているので揉めたことはありませんが、やはりより多く稼いでいるのは旦那なので、お小遣いの割合は旦那の方が高くなるようにしています。

なるべくお小遣いが減らないように、時給制の私もできる限りの時間仕事をできるようにして、お小遣いや貯金が減ってしまうことを防いでいます。

分担しません

ふうふう(39歳 介護職)


夫婦ともにフルタイムの共働きですが、生活費は分担せず一括で私が管理しています。夫の浪費が激しいためです。ただ、メインバンクは夫の給料口座にし、住宅や車のローン、携帯代など、大きなお金はすべてそちらから引き落としにしています。

ガス代や新聞代、子供の習い事の費用などは現金払いですが、それは私の給料が出たらそこから支払いするようにしています。夫が自分のお金がなくなればすぐにくれというタイプなので、何度も完全折半にするよう話し合いましたが、全く聞いてくれず、二人分の給料を私が管理する生活です。

生活費の管理については、相手は何でお金がなくなっているのかわかっておらず浪費と勘違いされても困るので、使ったお金は都度説明するようにしています。

お財布を握っているのは私

MariA(25歳 サービス業)


生活費のほとんどは旦那さんが出してくれています。お財布を握っているのは私なので、家賃、光熱費、食費、お小遣いなどを旦那さんの給料から引いておき、残った分は貯金や旦那さんの仕事用スーツなど買ったりしております。

共働きといっても私の給料は少ないので、私の支払い分や買い物など、家で必要になった家具、家電を買うようにしています。

もめたことは、同棲を始めた時に出費が大きくてお金に余裕がなかったことです。引っ越し代や子供のお金などかかり、毎日節約の日々でした。近くに業務スーパーがあったので食材は安く済ませようという作戦にしました。

管理で気をつけていることは、クレジットカードにしろ、日々の買い物にしろ、何にお金を使っているか把握することです。

夫の言い分・共働きの生活費体験談

お小遣いでもめたことがある

さいとう(31歳 医療関係)


生活費は私の給料を含め、すべて妻が管理しております。家賃やローン等は私の給料から引き落としとして、余りの給料は妻に渡し、光熱費等の支払いをしています。

貯金も生活費の余りでしてくれています。過去に私のお小遣いで揉めたことはありますが、私が折れて少額ということでおさまりました。今後の生活に不安がないように貯金はしっかりしています。

共働きでも妻が生活費を管理していることで私が気を付けることはほとんどありません。強いて言うなら急遽お金が必要になったときに、余ったお金はしっかり妻に渡す、返すことを大切にしています。

そうすることで揉めることを減らしております。次回、お金が必要になったときにも助けてもらえるように、細かい部分に気を付けています。

お小遣いを減らすことでもめ事を解決しました

ペケペケ(38歳 サービス業)


うちは共働きですが、私は単身赴任で娘は妻と暮らしています。妻の職場の方が子どもを育てる環境が良く、私は仕事が不規則な点からしても、私が単身赴任するのが良いというのが我が家のスタイルです。私は社員寮があり、家賃や光熱費は給与から引落しされるので、妻と子の生活費は妻の給与から支払います。

私と妻の給与は妻が管理しており、私はお小遣い制です。娘は小学校前でこれからかかる教育費を月々いくらにするかで揉めました。2つのカマドを持つ我が家としては、生活費が2倍まではいかないですが、一緒に暮らすよりは生活費がかかります。

どこを節約して貯金するか考えると相手の荒探しになり、ケンカばかりでした。結局、私の小遣いと外食を減らすという事で解決しました。

子育てになかなか参加できないので、妻には負担をかけている為、休日は家でゴロゴロしないように娘とでかけて、妻の1人の時間を作るようにしています。これは直接生活費に関係無いように思いますが、今の生活を円滑にする為に大切な事です。

お互いに無駄使いを監視している

ゴリラ親父(33歳 会社員)


生活費の分担は、嫁は車の保険の支払いと貯金、自分は車の保険以外の全ての支払いをしています。食費に関しては、お互いがアルバイトをしてその中から食費とこずかいを出しています。

生活費の分担で揉めることはあまりありませんが、電気代など節約できる公共料金に関しては、私が使い方を改めるようアドバイスをしたりします。

生活費の管理で気をつけることは、お互いの収入や支払い貯金などを把握していることが大切だと思います、食費に関しては妻が簡単な家計簿をつけているので、ネットで買った食料品なども全て妻に報告しています。

共働きであっても1人で管理するのではなく、お互い得意な分野で支出を減らし、お互いに無駄使いを監視し合うように心がけています。

私は口をはさみません

のりみち(24歳 現場)


うちは共働きですが、生活費の分担というより、すべて彼女が管理をしています。私の給料はすべて渡していますので、それに彼女の給料を合わせて、その中から家賃や月々の支払い、生活費や食費などを払っているようです。

月にいくらまでとか細かく決められていて、家計簿のようなものを付けているのもよく目にします。私はお金のことはよくわかりませんので口は出しませんが、たまにお小遣いがいつもより少ない時があるので、何か出費が重なったのかなど気になることはあります。

管理はすべて彼女で私はノータッチなので、揉めたことはありません。私はとにかく口を出さないように気をつけています。何か口を挟んでしまうと、じゃあ管理してよとなっても嫌だし、別々にしようとなっても揉めそうなので、すべておまかせしています

詳細は妻が取り仕切っています

nicehara(45歳 事務職)


基本的に食費は妻の給料から支出され、光熱水費や携帯料金、保険料などは私の給料から支出していて、若干の積み立てをお互いの給料からしています。

共働きですが管理は妻がしているので詳細までは把握していませんが、今のところそれで特に問題が発生していないので、生活費の分担で揉めたことこれまでにはありません。

生活費について私があれこれ言う事はほとんどなく、妻に任せていますが、私の給料口座のカードは私が持っており、毎月定期的にかかる費用を除いた額であれば、不測の事態で急に出費しなければならない時などもある程度自由にできます。

お互いに金銭的な細かな面まで相談していると、それぞれの主張が食い違う点も出てきそうなので、特段問題がなければ采配は妻に任せるようにしています。今のところ、それでうまく行っているのでいいと思っています。

家賃と光熱費は私が払います

ロブロイ(33歳 事務職)


家賃、光熱費は私、食費と日用品は妻、スマホ代、貯金は二人とも払います。過去に妻が働いてなく、全部私が生活費を支払っていました。当然貯金も出来ず、何年間か不満がつのっていました。

妻が働き出して共働きになった時に、そのなごりで、全部私が支払う流れになりそうでしたが、将来のために貯金をしたいと言い、それを了承してもらい、現在のスタイルになりました。

食費、日用品についてはあまりケチケチせず、少し多くなりそうな時は、私が自分で購入して妻の負担が多くならないようにしています。妻に負担がかかりすぎると、夜ごはんに食べたいものが食べられなくなり、ストレスがたまってしまうからです。

服などは、お互いがお互いのものを買うので、必要なものだけをお互いにブレーキをかけながら購入するので、無駄な出費を減らすことができ、貯蓄に回すことができています。

お互いに支出を管理し合っている

もりぞうのすけ(35歳 事務職)


生活費の分担は、夫と妻で次のように分担しています。まず正職員の夫は、家賃、光熱費、食費、日用品、娘のオムツなどの生活必需品を担当しています。一方で非常勤職員の妻は、帰省中の旅費、娘の教育費(公文月謝など)や衣料費、その他突発的に発生した出費を担当しています。

結婚当初は妻が専業主婦でしたので、生活に必須な家賃・光熱費などの支出を中心に夫のみが負担していましたが、子供が産まれ妻が働くようになると、夫がまかなえない娘の教育費や衣料費等の追加支出を妻が担当するようになりました。

共働きですが、このような分担には自然となりましたので、特にパートナーと揉めたことはありません。自分の収入をパートナーに伝えているのと、どちらが負担するか迷うときは都度相談していることも良かったのだと考えています。

また、収支バランスをしっかりと把握できるよう家計簿をつけて、収支バランスとその増減を把握するようにしています。特に、食費の負担は夫の稼ぎで賄っていますが、実際に食材を買うのは妻がほとんどのため、夫から「食費」という名目で妻にお金を渡していますが、パートナーに渡した生活費の消費もきちんと把握して、支出が多くなっていないかなど確認しています。

共働きの生活費は急な出費の際に余裕がなくならないようにしよう

今回寄せていただいた体験談の中では、妻が生活費を管理している共働き家庭が多く見られましたが、生活費の分担は各家庭の事情もあるため、それぞれ異なります。

共働き家庭の生活費管理で大事なことは、急な出費があった時に金銭的余裕がなくならないようにしないといけません。2人にとっての出費なのか、または夫か妻どちらかにとっての出費なのか、どちらにしても思いがけない出費の際、困らないように生活費を管理していきましょう。