社員旅行日帰りで行くならおすすめは?15人に聞いてみた
社内の親睦を図るなら日帰りで行く社員旅行がおすすめです。観光するだけでなく、体験できるコースを用意するとより思い出が色濃くなります。知らなかった社員の姿も見られるので親睦だって深まります。幹事さんは大変ですが、近場の日帰り社員旅行なら計画倒れが少ないので、やりがいがあるでしょう。
社員旅行を日帰りで行くならどこ?
体験談では、日帰り社員旅行で行った場所を聞きました。兵庫県の城崎温泉、北海道のニセコ、新潟県のスキー場、静岡県の下田温泉、京都府の天橋立、ディズニーシー、山形県の最上川、京都府の吉本新喜劇、新潟県の越後湯沢、東京めぐり、大阪府の劇場、大分県の別府温泉、島根県の出雲大社、山梨県でブドウ狩りを楽しんだとのことでした。
日帰り社員旅行で楽しんだことは?
体験談を読むと、社員みんなで食べた食事が楽しかったことが分かります。少し遠いためになかなか行くチャンスがなかった場所で食べられるおいしいものを、会社の仲間みんなで一緒に食べるのはとても楽しいものです。いつも交わしている会話は仕事のことばかりですが、同じものを食べることで「あの人これが好きなんだ」と食事の好みを発見できたり、少しお酒が入ると思わず胸に秘めていた本音が飛び出したりします。
もちろん自然を愛でたり観光名所をまわったりするのもいいのですが、「体験する」日帰り社員旅行も楽しそうでおすすめです。ラフティングをした、肉まんを作った、そば打ちをした、ミュージカルを観劇したなど、普段なかなかなできない事をみんなでやるのも、共通の体験を共有することで一体感を感じることができます。
社員旅行は気軽に参加できる日帰りがおすすめ
社員旅行を泊りではなく日帰りにすると、泊りの準備や残してくる家族の心配がいらないので気軽に参加しやすくなります。少しだけ遠出をする日帰りの社員旅行は、近すぎて気づけなかった地元の名所、おいしいもの、自然の美しさを発見できる旅なのです。
気軽に参加できる日帰りならではの距離と時間は、社員と社員の距離を縮めてくれます。普段あまり会話がない人とも話をすることができます。「あの景色きれいだね」「これおいしいね」の会話が心の壁を取り払い、その後のコミュニケーションをしやすくしてくれます。
社員旅行を日帰りで行った体験談
日帰り社員旅行が終わった後の仕事に、一体感が生まれるのは請け合いです。近頃は海外へ社員旅行に行く会社がありますが、みんなが参加しやすいのは、宿泊をともなう社員旅行より日帰りの社員旅行です。もしも幹事を務めるなら、体験談を参考に日帰り社員旅行を計画してみてください。
カニを食べに行きました
ひろし(50歳 事務職)
日帰り社員旅行の参加者は20名です。同じ部署で行きました。行先は兵庫県の城崎温泉です。会社で集合をし、バスで出発しました。温泉に入って、その後、カニ鍋を中心に宴会を行いました。
上司の男性は出発と共にビールを飲み始めました。どんどんピッチが上がり大変でしたが、和気あいあいとしたムードで目的地までたどり着きました。この日帰り社員旅行は、温泉に入ることとカニ料理がメインで、他の場所には寄りませんでした。カニ料理は民宿で食べました。値段のわりには料理が豪華で、お腹いっぱい食べました。
日帰りの社員旅行は、みんなが楽しめるところが良いです。カニ鍋はみんなが好きだったものなので良い思い出になりました。次もまた、鍋料理と温泉に行きたいです。
ラフティングをしました
あやめ(33歳 事務職)
支店には22歳~50代までの社員が12名おり、親睦会の名のもとに年に1度日帰り社員旅行をします。中でも一番思い出に残ったのは、北海道のニセコへラフティングをしに行ったことです。
なぜニセコへ行ったかと言うと、支店から1時間半くらい車で運転していけば着くので、日帰り社員旅行に丁度良い距離であることと、ラフティングを実施しているお店が一番多いからです。
ラフティングを行い、そのままランチ付きの日帰り温泉に行くというプランでした。ラフティングは初心者でも簡単なコースのものだったので、みんなでワイワイ楽しむ事が出来ました。いつもはまじめなイメージの支店長が、川に落ちたりする場面でみんな大笑いでした。
次の日帰り社員旅行は、定山渓で日ごろの疲れを癒したいと思っています。定山渓には日帰り温泉プランがたくさんあり、手ごろな値段で楽しめそうなので提案してみたいと思います。
日帰りスキー旅行
ZERO(41歳 事務職)
私の会社は全国異動があるため、同じ社内(支店)に様々な都道府県の人間がいます。昨年、今までそんなことはなかったのですが、支店長の鶴の一声で、日帰りのスキー社員旅行が計画されました。
これには県外から来ている人は喜び、参加者も総勢で20人ほど(全社員は100人ほど)が参加しました。日帰りということもあったため、近場の新潟県の胎内市にあるスキー場へ出向きました。市内から近く車で1時間ほどの距離です。
スキー場の近くには温泉もあり、スキーをしない人も楽しめたようです。今回の社員旅行は、プライベートでの社員同士の連帯を深めることもでき、その流れが仕事上にも良い形で影響が出てきているように思います。
距離も適当でしたし、日ごろの運動不足も解消できましたし、またこのような企画が立ち上がってくれたらと思っています。
大部屋でどんちゃん騒ぎ
そよ(42歳 販売員)
会社で静岡県下田まで日帰り社員旅行に行きました。目的は温泉と海の幸です。温泉に入ったあとに海の幸を味わうというプランでした。人数は12人で、宴会場を借りるほどではなかったので、温泉に併設されていている大部屋を借りてどんちゃん騒ぎをしました。
印象的だったのは、やはり温泉です。質が良くていつまでも入っていたいと思いました。露天風呂は開放感があり、極上のリラクゼーションタイムを過ごせました。1面のオーシャンビューに心が癒され、日頃溜まっていた疲れも吹き飛びました。
海はもう十分楽しめたので、今度の日帰り社員旅行は高原も良いかなと思っています。その土地でしか味わえないグルメも味わいたいと思っているし、自然の魅力がいっぱいの美しい景色を満喫したいです。
うまいものが食べたい
くいしいぼう(53歳 技術職)
行ったのは春先で、総勢50人ほどで京都府北部の天橋立まで大阪からバスをチャーターして日帰りの社員旅行に行きました。集合場所から一路天橋立を目指します。この旅行の目的は、名所旧跡を訪ねるものというよりは、何か良いものを食べようといったものでした。
なぜなら、関西の人は天橋立に行ったことがあるという人が多いので、もう知っているというようなところをわざわざ観光しても、あまり社員受けもしないだろうというのが理由です。帰りには、そばで有名な出石に寄り、そばも味わいました。胃袋が満たされると人間、満足するものです。
また社員旅行に行くような機会があるなら、今度もどこかでおいしいものを堪能したいです。近場でいうと、淡路島で鱧料理とかを味わうのもいいのかなって思っています。
肉まんを作った
カウル(33歳)
紅葉シーズンが終わった冬の初めに、三重県伊賀市へ日帰り社員旅行に行きました。家族同伴の社員旅行で、当日は総勢15名程度が貸切バスに乗り込みました。
この社員旅行の一番の目的は、農場での手作り肉まん体験でした。事前にエプロン持参を呼びかけたときには、特に男性社員から不満がありましたが、実際に農場に着くやいなや、肉まんづくりを楽しんでいました。出来上がった自分の肉まんはあつあつで、店で買うものよりはるかにおいしかったのがとても印象的です。
肉まんづくりのあとは、バーベキューをしました。生ビールが好きな社員は、地ビールが飲めて満足した様子でした。
やはり、日頃の都会から少し離れて、その土地のにおいに肌で触れながら、地産地消の食材を食べることはとても魅力的だと思います。そのために、次の日帰り社員旅行でも、農業体験や渓谷トレッキングなど自然が感じられる場所へ行きたいです。
ディズニーシー
みどり(40歳 事務職)
年に一度参加したい人だけがする社員旅行があります。毎年テーマパークが多いのでディズニーランドかユニバーサルスタジオが交互になる感じが多いです。日帰り班と宿泊班に別れますが、参加者はだいたい100名前後かと思います。
日帰り班でのディズニーシーは、途中高速での休憩を挟みながら行き、現地で時間まで自由に遊んでバスに乗り込んで帰るスタイルで、日帰りの場合、基本的に他にはどこにも寄らないのがほとんどです。
どうしても仲が良い人同士での行動となりますが、私の場合は計画するのが好きな先輩たちとの行動だった為、現地で自由行動どころかガチガチに分刻みのスケジュールを決められたので、ただ疲れる旅行でした。やはりファストパスをとったりパレードの場所取りなどがあると、人数が多いほど自由が利かないので窮屈です。
次の日帰り社員旅行は、できれば普段あまり行けないアウトレットモールなどに行って、好きなところで買い物を自由にするのもいいですし、京都などでのんびりとお寺めぐりなどをしたいなぁと思いました。
山形最高!
ココママ(31歳 不動産営業)
仙台からバスを貸切り、総勢25名で山形の最上川へ日帰りの社員旅行で行きました。仙台から約3時間かかるので、バスの中では宴会状態で最上川へ到着しました。
まず始めに、最上川のライン下り(舟下り)を体験しました。最上川は名前だけ聞いたことがありましたが、場所によって水の流れが違ったり、舟から見る景色はまた一味違うものが有り、とても良い体験となりました。
その後、蕎麦打ち体験を行いました。山形は蕎麦が有名で何度か食べたことはありますが、自分で手打ちそばを作るのは初めての経験で、みんな楽しそうに蕎麦打ちに取り組んでいました。昼食はその蕎麦を茹でてもらい食べましたが、自分で苦労して作った蕎麦の味は、格段に美味しかったです。
山形は自然が多いことは知っていましたが、実際に体験してみると、まだまだ知らない魅力がたくさんあると感じました。
次回、日帰りの社員旅行に行く機会があれば、山形県内でりんご狩りやさくらんぼ狩りなどの旬の果物狩りを体験しながら、また美味しいお蕎麦を食べたいと思いました。山形は季節によってたくさんの果物を味わうことが出来るので、是非もぎたての果物を味わってみたいです。
地元を再発見した
夢野 旅人(54歳)
約100名で、以前京都市内日帰り社員旅行に行きましたが、最近行った落語家と行くなにわクルーズと、生で見る吉本新喜劇の鑑賞に行きました。いずれも大阪市内エリアとなります。勤務地が大阪ですが、意外と初めての社員も多く、また私自身も新鮮な体験をすることができました。
1日のプランでは、昼食に串カツを食べましたが、これは地元でもあまり食べたことがなかったというので、改めていい機会となりました。中でも吉本新喜劇はテレビではたまに見ることはありましたが、ライブでその臨場感は茶の間で見るそれとはまったく異なっており、大いに楽しめるものでした。
次に行きたい日帰り社員旅行先は、淡路島がいいです。大阪からも近く、海の幸がおいしく、また観光スポットも豊富ですし、景色もいい場所が多いと聞いているというのがその理由です。
宴会をしに行った
ぽんた(30歳 デザイナー)
前職の会社で初めて日帰りの社員旅行に行きました。社員数は50人くらいでしたが、ほとんどが参加していたと思います。越後湯沢に行ったのですが、なにしろ大所帯だったので、いくつか行き先の候補ごとにグループで別れて行動しました。
私が行ったのは、湯沢高原スキー場のロープウェイで登ったところにある「湯沢高原アルプの里」というところで、山頂でゆっくりさんさくできて、すごく景色がよく爽やかで、リフレッシュできました。
散策を終えてから帰りの新幹線までの時間、越後湯沢の駅にある日本酒が飲み比べできる「ぽんしゅ館」で、みんなで日本酒を飲みました。そのまま駅の中にある飲食店で酒盛りをし、帰りの電車でもお酒を飲みました。
社員旅行というよりは宴会をしに越後湯沢に行ったようなものでしたが、ご飯もお酒も美味しかったので良しとします。
最初で最後の日帰り旅行になりました
ショクバリョコー(58歳)
20年前のことです。各工場の経理部門を集めた社員旅行がございました。場所は東京です。各所から人がくるため日程が合わず、日帰りでやることになりました。人数は60名。
なぜ東京かというと、バス二台だと高額だったので、電車移動がよいという理由でした。集合場所は西郷さんの銅像前。そこから、ゲームをしながら東京巡りをするのですが、あまり大人数だと電車に乗れた・乗れていない人数確認が面倒なので、1チーム6~7人に別れました。
これは正解でした。スタートは、西郷さんの銅像前で、ゴールは屋形船です。どこの見物がいちばん良かったかはチームによって異なりますが、ゲームでスピードを競ったので、ゆっくり見ていないのが欠点でした。
しかし、ゴールの屋形船からみた東京の夜景は素晴らしかったです。しかしです。屋形船では天ぷらばかり、揚げ物ばかりが出て飽きてしまい、しかも、船が揺れるものですから、船酔いでゲーゲーする人が続出。悲惨な宴会となりました。
陸に上がってから、お酒の酔いと船酔いで帰るのが大変でした。この日帰り社員旅行は、二度と行われませんでした。
ミュージカルを観に行きました
あき(34歳 会社員)
同じ日程で社員旅行に出かけた人は200人くらいでしたが、職場全体で日にちをずらすため、全体では1000人くらいが出かけたと思います。梅田駅近くの劇場で、レ.ミゼラブルを観たあと、大規模な中華料理レストランでランチコースをいただきました。
私の職場では、いつも都市部で観劇というプランが多いのですが、劇団四季だった年もありました。場所は基本的には梅田近郊でした。
職場全体で休むことが不可能な職種なので、なかなか全員でスケジュールを合わせるのが難しいのですが、理想はみんなで、日帰り温泉に行きたいと思います。
場所は白浜か有馬など、大阪から観光バスで行ける範囲が現実的だと思うので、白浜ならアドベンチャーワールドなども絡められたら良いと思います。
温泉でぽかぽか
しゅん(32歳 事務職)
日帰り社員旅行の参加者は30人くらいでした。日帰りの社員旅行では、福岡県の糸島市や朝倉市、大分県の別府市に行きました。日帰り社員旅行へ行った中で、大分県の別府市が一番魅力的でした。
その時のプランは、水族館のうみたまごを見て、猿山を見て、その後に地獄温泉巡りをしました。猿山で冷えたからだが温泉であたたまり、美肌にも効果があったように感じます。
その際に食べた関サバがとても美味しくて、バス旅行なので運転しなければいけないという心配もないので、明るいうちからお酒も飲めて、とても楽しむことが出来ました。
もし、次に日帰りで社員旅行に行くなら、長崎のハウステンボスに行きたいです。イルミネーションがとてもきれいだと聞いたので、実際に見てみたいと思います。
出雲大社
アップル(27歳 事務職)
15名くらいで島根へ日帰りの社員旅行に行きました。メインは出雲大社への参拝です。女性が多い職場でしたので、縁結びの神様で知られる出雲大社は好評でした。
お昼には、出雲大社から歩いていける距離にあるそば屋さんで出雲そばを食べました。とても美味しかったです。参道へ向かうまでにお土産屋さんが並ぶ通りもあるので、少し自由時間にして、ブラブラ歩いたり、お土産を買ったりしました。
その後、しまねワイナリーへ行きました。ここは、たくさんの種類のワインが無料で試飲できました。私たちは、バスツアーだったので、みんなたくさん試飲してお気に入りのワイン見つけていました。
お酒が飲めない人も、ぶとうジュースやワインソフト、お菓子なども売っているので楽しめると思います。交通の便を考えると、日帰りの社員旅行におすすめの場所だと思います。
クラブツーリズムを利用
けーた(27歳 営業職)
営業所単位での日帰り社員旅行だったので、10名程度の小規模なものでした。一から手配するよりも既存のバスツアーに団体で予約した方が安くて楽だということで、クラブツーリズムを利用して山梨県へ行きました。
ツアーの名称は「秋の味覚狩り」というようなものだったと思います。山梨県はツアー名の通り、秋に旬を迎える果物がたくさん栽培されており、果物狩りや食べ放題が体験できる農園が数多くあります。ツアーでは、ワイナリーで試飲をしたり、ぶどう狩りと、道の駅でのにんにく掴み取りなどをやりました。
もし次回、日帰り社員旅行に行く機会があれば、同じようにお酒の試飲や地元産の食べ放題プランなどが良いと思います。千葉県の海鮮網焼食べ放題などに興味があります。どの食材にしても、採れたて新鮮なものはおいしいものですよね。
社員旅行は日帰りがいい!行き先は様々
社員旅行を計画する際に、日帰りプランを考える会社も増えているのではないでしょうか。やはり皆が気軽に参加できる点が、日帰り社員旅行のメリットです。
ここで紹介した体験談では、日帰り社員旅行の行き先として様々な場所が挙げられました。社員旅行の行き先によって、楽しみ方も変わってきます。社員旅行の行き先がどこにしても、参加者同士で仲良く楽しい時間を過ごし、心身ともにリフレッシュし、仕事への活力を養えることが重要です。
社員旅行を日帰りでする場合、その行き先やプランを考えるのは幹事のところもあれば、参加者による多数決にするところもあるなど会社によって異なるでしょう。今回寄せられた体験談を、ぜひ参加者皆が楽しめる日帰り社員旅行プランを練る際の参考にしてください。