二次会の断り方体験談15その場に水を差さない不参加の理由
二次会を断る時はその場に水を差さないように気を付けたいものです。新入社員に覚えておいてほしい会社の飲み会の二次会を断る理由を体験談を交え紹介します。誰にでも二次会に参加したくない、参加できないときがありますから、断り方を覚えておいた方がいいでしょう。
会社の二次会を断る理由を教えてください
会社の飲み会の二次会を断る理由を体験談で聞きました。会社の飲み会は一次会まではなんとか付き合うことができても、二次会もとなると二の足を踏む人が増えてきます。二次会を断る理由を見てみましょう。
- お金に余裕がないので
- 体調が良くないので
- 家族の体調が良くないので
- 用事があるので
- 終電がなくなるので
- 友人と約束があるので
- 明日も仕事なので
- 自宅が遠いので
- 子供が待っているので
- 何も言わずそーっと姿を消す
会社の飲み会の二次会を断る時に気を付けること
会社の飲み会の二次会は、新入社員であっても無理をしてまで付き合う必要はありません。ただ、断り方には気を付けるようにしてください。
早く断る
会社の飲み会の二次会に参加しませんと断る時は、できるだけ早く申し出るようにしましょう。断りを言う相手は幹事です。幹事は二次会の参加者を募ったり会費を考えたりする都合がありますので、断るのは早ければ早いほどいいです。場合によっては一次会が始まる前に「二次会は参加できません」と言っておくと、もやもやして一次会を過ごすこともないので安心できます。
角が立たない理由で断る
寄せられた体験談では、二次会を断る理由は正直がいいと答えた人が多くいました。しかし、二次会を断る人が新入社員であれば話は別です。一次会から参加しないのももちろんですが、新入社員から「二次会には行きたくないです」と言われるのは、やはり先輩・上司として少し寂しい気持ちになってしまいます。
二次会を断る本当の理由が「行きたくない」「二次会は嫌」なら、体調があまり良くないのでとか、明日の仕事に差し支えないようになど、当たり障りのない理由を選ぶのが無難です。社会人なら、時には忖度(そんたく)が必要であることを覚えておいてください。
飲み会の雰囲気を壊さない
二次会を断る時は、楽しく盛り上がっている場に水を差すことがないように気をつけましょう。「もう一軒行くぞー」「カラオケ歌いまくるぞー」とみんなでこぶしを挙げている真最中に新入社員から二次会には行かないと言われたら、「はぁ?何で?」と言いたくなってしまうのが人の心というものです。
二次会不参加の断りを入れるタイミングは、会計をしている時、トイレに立った時など、幹事が一人になった時が狙い目です。みんなが一次会の店をぞろぞろと出始めた頃にそっと耳打ちするのもおすすめです。誰にも何も言わずに消えるのは、新入社員と言う肩書がなくなってからにしましょう。
会社の二次会の断り方体験談
ここからは、会社の二次会の断り方体験談を紹介していきます。会社の飲み会の先にある二次会は、一次会では言えない事も言ってしまえる力を持っています。確かに面倒に感じることも多いですが、そこで聞く情報や目にすることは、仕事の研修では得られない事ばかりです。この先のキャリアアップにつながることもありますから、毛嫌いしていないでたまには参加してみてはいかがでしょう。
金銭的にも時間的にも余裕がないです
ナタデココ(24歳)
私の職業は清掃業で今年で4年目になります。二次会を断った会社の飲み会は新年会でした。私は二次会に参加できるほど金銭的にもそんなに余裕はなく、また、あまり夜遅くに帰宅すると妻に何を言われるかわからないので、二次会への参加は二次会をまとめる幹事の方に、二次会へは金銭的と時間に余裕があまりない事をしっかりと伝え断りました。
二次会に参加するのを断ったのは、一次会がお開きになる時に幹事の方がこれから二次会をするので一度出席を確認するため集まって下さいと呼びかけがあった時に、すぐさま幹事の方に出られないと伝えました。
二次会を断る上での注意は、これから二次会でまだ楽しく飲んだりする方々の雰囲気を壊さないように、周りには二次会へは行けないなどの発言はせずに、責任者だけに伝えるように注意しました。
新入社員へのアドバイスは、二次会を断る時は二次会を楽しみにしている人もいるので、自分が行かないせいで周りの楽しい空気を乱さないよう、そっと幹事の方などに伝えて静かにその場をはずれるのが1番だと思います。
そーっと姿を消すのがベスト
nekoneko(32歳)
勤続11年の事務職をしております。会社の部署の忘年会で二次会へは参加しませんでした。理由は、その当時の上司が酒豪で、毎回昔話や自慢話しかしない人だったので、二次会はめんどくさくなるなぁ、と感じたためです。
二次会に行くのは当然という流れで、「帰ります」とは言えないので、一次会から二次会の場所に移動する隙を狙って、トイレに行くフリ等をして意図的にはぐれます。
ただし、この技を使うには、ある程度の勤続年数が必要なことと、後日なんで二次会来なかったんだよ!と必ず言われますので、その時の理由をしっかり考えておく必要があります。
新入社員が二次会を断るということは、難しいことが多いかもしれませんが、「別件がある」「親が体調わるくて」等の理由がいいかと思います。ただし、これらの理由は使い過ぎるとバレてしまうので、二次会には適度に参加、適度にお断り、がいいかと思います。
言葉を選ぶ事が大事
まりあ(21歳)
勤務年数は2年程です。会社の忘年会の二次会を断りました。忘年会は出席できる人はなるべくすると言うのがあって、また、くじ引きなどでテレビなどが当たるとの事で行きましたが、二次会となると他の部署もいるし、仕事の話になったりするのが嫌なのと、しらふで合わせるのが大変なので断りました。
私は2つ上で話しやすい人に用事があるから行けませんと言いました。一次会が終わり外で二次会どこ行く?などとなったタイミングで行けませんと言いました。また、私以外にも行けないと言う人がいたのでよかったと思いました。
二次会を断るうえで注意した事は、二次会に行こうと誘ってきてくださるのに、本音を言って断ってしまうと気を悪くされると思うので、言葉を選ぶ事が大事だと思います。
私も1年目の時に二次会を断りました。無理をして行く必要もないので、しっかりと用事などがあるという事を伝えて、挨拶をして帰るのがいいと思います。
終電があるのですいません
なおみ(34才)
事務職で勤続年数は5年です。二次会を断った会社の飲み会は会社全体の忘年会です。二次会に行かなかった理由は、同じ部署の人がだれも二次会に行かなかったからです。
誰にも言わずに自然といなくなろうと思ったのですが、他の部署の人に見つかってしまったため、終電があるのですいません帰ります、といって帰りました。
二次会を断るうえで注意することは、行きたくないから行かないということをほんの少しでも出してはいけないということです。行きたいけれども残念だがいけないということをアピールしましょう。
うまくごまかせないという新入社員の方もいると思うので、大人数の飲み会であればリスクはありますがサッといなくなってもいいと思います。ただし、次の日に言う言い訳をきちんと準備しておきましょう。
角の立たない理由がいい
たく(34歳)
医療系の資格を持っており、大学病院に勤務しています。断った二次会は新人歓迎会の二次会でカラオケです。職場の人数が多いので、二次会とはいえ数十人単位での二次会ですが、毎年カラオケに行くのが定番です。
大人数でのカラオケはどういう神経で行くのか自分にはわかりません。たかだか2時間では歌える人も限られますし、歌ってない人はヒソヒソと個人的な話をあちらこちらでしていますので、カラオケである必要がないと思います。
一次会の出欠席の際、二次会も確認されましたが、参加したくないので断る、と正直にお断りしました。しかし新入社員さんが二次会を断るときは、体調が悪い、など嘘でもよいので角が立たない理由をつけて断るのがよいと思います。
残念感を出しながら伝える
母の都合(40歳)
サービス業界に勤めて7年目になります。会社の新年会に始まり歓迎会に花見に忘年会に送別会と色んな飲み会があります。二次会は時間も遅く子供を預けるにも限界がある為に、本当に行きたい時もほとんど断り参加出来ません。
一次会が終わり二次会希望の人が自然と参加を聞く事が多いのですが、言い出した人に言う様に更に周りにも参加出来ないと凄く残念感を出しながら伝え、再度誘われる前にすかさず飲み過ぎ注意を笑顔で心配する様に伝え、行けない事を確定させていた方が良いと思います。
しかし、そこで終わると次の日の朝が気まずくなると困るので、二次会の様子を聞かせて下さいねと言っておきましょう。そうしておく事で会社に行った時に、二次会はどうでしたかと会話もしやすく、周りの様子も分かりやすいと思います。
二次会不参加は早めに伝えるべし
としや(28歳)
地方公務員をしていて、今年で勤続6年目です。昨年の忘年会の二次会を断りました。ちょうど忘年会が組まれた日が、彼女と会う日と重なってしまったので、二次会には顔を出さないことにしました。
飲み会の話が決まった時点で、バッティングは避けられなかったので、幹事の方に二次会はご遠慮しますと伝えました。幹事の方には、どうしても彼女と会う予定を変えられないので、と素直に理由を述べました。
二次会に参加できないことは、あらかじめ職場で公言していました。ギリギリになって断ると、盛り上がっているところに水を差すことになるので、早めの連絡を心がけました。このように、どうしても二次会を断らねばならない場合、早めに幹事や上司に伝える方がよいと思います。
早めに断ったほうがいいです
ジョーゼット(37歳)
不動産業を7年ほど勤めている者です。二次会を断った会社の飲み会としては、新入社員の歓迎会があります。一次会でさんざん新入社員をいじっていたので、ちょっとかわいそうな感じがしたので、新入社員の逃げ場を作るうえでも、中堅にいる私が断って、新入社員を帰らすようにしました。
小さい子供がいるので、「ちょっと子供が心配なので先に失礼します。と足早に(新入社員にもわかるように)」幹事に伝えて帰りました。断りのタイミングは、帰りの会計の際です。トイレに行くふりをして、そっと幹事に二次会の予定を聞き、断りの旨を伝えました。
注意したことは、場を乱さないこととバレないようにさっと身を隠しながら断ることです。後で何か言われないよう、二次会の費用も幹事に渡しておきます。理不尽な二次会の誘いを受けないように、その前のタイミングが重要です。
幹事は、二次会の件を一番知っていますので、幹事がすっと消える会計の時に断りを伝えるのがベストです。
二次会の参加は自由です
うさぎあたま(40歳)
研究職に勤務して10年になります。二次会を断った会社の飲み会の趣旨は忘年会です。二次会に行かない理由は、翌日、早朝から友人と遊びに行く予定があったからです。上司の部長に翌日、早朝から友人と約束があると正直に欠席の理由を告げました。
一次会の終わりに誘いがきたタイミングでお断りしました。二次会を断るうえで注意したことは、嘘をついて後でばれると信用を失いますから正直に理由を伝えるようにしました。
社会に出ると付き合いで酒の席に誘われる事があります。一次会の参加は社会人にとって大事なお付き合いと割り切る必要があると思います。二次会に関しては参加自由だと思います。その為、断ることも許されると思います。
自分の予定があるときはきっぱり断ることも大切です。その際は嘘をつかない事がポイントです。嘘がばれると仕事上でも信頼を失いますから正直に断る理由を説明しましょう。
仲良い先輩を頼れ!
たか(25歳)
職業は自動車の製造で、勤続年数は今年で5年目になります。断った会社の飲み会は4月に入った新卒の方の新入社員歓迎会です。
私は次の日も朝から仕事があり早起きする必要があったので、普段から仲の良い先輩に明日も朝早いため二次会には行けませんと一次会が終わり、一次会の店を出て、店の前で二次会のメンバーを幹事が募っている時に伝え帰宅しました。
二次会を断るうえで注意したことは、先輩が実は酔っていて伝え忘れることです。一応、二次会にいくと言っていた同僚にも同じ内容で声をかけておきました。
会社の飲み会の二次会を断るかも知れない新人さんへのアドバイスとしては、会社の二次会以外にも伝えづらいことはあるので、遠回しに他の先輩に伝えてもらえる、仲の良い先輩を作るように普段からコミュニケーションを程よく取っておくと良いと思います。
仕方ない理由を考える
ムラカミリョーマ(34歳)
勤続9年の会社員です。異動で新しく赴任してきた方の歓迎会がありました。ノリのよい同僚は毎回二次会に参加するので、私も同じように誘われましたが、その時は断りました。
妻帯者なら有効的な理由かと思いますが、「妻の体調が良くないようなので帰らなければいけない」と断りました。一次会終了時のタイミングです。
自己都合による理由を述べると「そんなの別にいいじゃないか」となりがちなのですが、家族の体調不良などを理由にあげると、「それなら仕方がない」という気持ちになることは多いと思うので、有効です。
新入社員で妻帯者は少ないと思うので、実家住まいなら家族、一人暮らしなら自己の体調不良などを理由にあげることも効果的かと思われます。
自分の思った通りに堂々とする
ぽにょ(30代)
勤続10年、卸売業に従事する30代の男です。私の勤務する会社は社員30名ぐらいの小さな会社です。私は基本的に会社の飲み会は好きではありません。というのも、話題が会社のグチなどたいして面白くない話になってしまいがちだからです(友達と飲みに行くのは好きです)。
基本的に二次会は断ることの方が多いです。あまり楽しくないからというのと、結婚して子供が2人いるので自由に使えるお金が少ないのも大きな理由です。
今年の新年会の時も一次会の店を出てすぐ、直属の上司に断りにいきました。断り方は人それぞれだと思いますが、なるべく早めに、それからやましいことではないので堂々と断った方がいいと思います(そういうキャラになってしまえば断ることもそんなに大変ではありません)。
二次会に参加するもしないも自由だと思いますので、自分の思った通りに堂々とするのが一番だと思います。
直前の断りは避けよう
あかり(41歳)
私は医療関連の仕事を8年ほどしています。私の会社は毎年部署でテーマを決めて業務改善に取り組みその成果を発表するというイベントが社内で行われるのですが、その発表会の後に慰労も兼ねて必ず飲み会と二次会が行われます。
私はその二次会に欠席したのですが、その理由は幼い子どもがいるためそれを理由として断りました。断りは幹事に直接伝えたのですが、それは飲み会の出欠をとる際に二次会欠席の件も同時に伝えました。
二次会を断る上で注意した点は、早めに伝えることと正直に理由を伝えることだと思います。私は断る際に「来年は参加しますね」と付け加えて悪い印象にはしないようにしました。
私も過去に幹事をしたことがありますが嘘はすぐにわかるものですし、参加の有無に拘らず早く出欠について伝えてくれることが一番助かった経験があります。
新入社員さんが飲み会の二次会を断ってもそれは構わないかと思いますが、きちんと誠意を見せるためにも幹事には早めに、そして正直に理由を伝えた方が印象は良いです。直前になって欠席するとか、色々うだうだと理由を述べられる方が印象が悪くなるだけなので、それだけは避けた方が良いかと思います。
挨拶はきっちりと
さらさ(47歳)
私は会社員で勤続25年になります。会社の飲み会の二次会への参加を断ったことがあります。その飲み会は、本社から上席が出張で来られた時の親睦会で、盛り上がって二次会に行こうという流れになりました。
二次会に参加しなかった理由は、自宅が遠方で帰宅時間が遅くなることと、次の日の仕事に差し支えるからです。幹事には、一次会の店を出たときに、遠方で電車が無くなるから参加出来ないと伝え、上席には「ここで失礼します。ありがとうございました。」とあいさつしました。
上席も「お疲れさん。ありがとう。」と言ってくださいました。次の店に向かおうとしているときなので、目立たずさりげなく帰れたと思います。また、参加を強制されたり、理由をしつこく聞かれたりするようなこともされませんでした。
二次会の参加を断るときは、その場の盛り上がりに水を差さないよう、目立たずに手短に、しかしあいさつはきっちりとするのがいいと思います。
幹事を立ててあげて
バビ(57歳)
職種は通信販売会社をしていた時の事です。定例の飲み会で、いつもなら二次会まで参加するのですが、途中から若い連中が中心となった飲み会となっていきまして、一次会は僕たちにも配慮し年配がどうにか参加できる状態の店舗でしたが、若い方、特に女性が好むショットバーとに行く機会が増えた為です。
幹事も若い連中が仕切る様になりまして、たまにボーリングやダーツバーもありますが、それも僕ら年配の連中には体力的に辛いものがあります。
幹事に行けないと言う事を言わなくては定員とかの調整があるみたいでしたので、丁度、四十肩が出てきましたので、病気を機会にスポーツ系の二次会は断る様になりました。
断る時の注意は幹事を尊重し、立ててやることですね。新入社員はやはり一度は参加して、いやならきっぱりと訳を言い断るべきでしょう。
二次会の断り方は理由とタイミングが大事
会社の飲み会で「二次会に行くぞー!」と周りが盛り上がっている時に、二次会への参加を断って場をしらけさせてしまった経験がある人もいるのではないでしょうか。
二次会の断り方のポイントは、角が立たない理由を考えることと不参加の旨を伝えるタイミングが大事です。
会社の飲み会で二次会への参加の断り方をどうしようか考えている新入社員の皆さんは、ここで紹介した先輩社会人の皆さんの体験談をチェックし、飲み会当日に役立てましょう。