レディース名刺入れの選び方のポイントとおすすめの色は?
レディースの名刺入れはどういったポイントに注目して選ぶのがベストなのでしょうか。女性に人気の名刺入れの色やデザイン、値段の相場はどれくらいか、おすすめブランドなど気になる点をまとめましたので新入社員の方や名刺入れの買い替えを検討されている方はぜひ参考にしてみてください。
レディースの名刺入れの選び方のポイントとは?
新社会人が用意しなければならないもののひとつとして、名刺入れが挙げられます。様々な名刺入れがありますが、どんなものを選ぶべきなのかわからないという方も多いことでしょう。入社間もない時期は名刺交換の機会も多いものですから、ここは相手に好印象を与える名刺入れを選びたいところです。
今回はレディースの名刺入れの選び方のポイントや、世の中の女性がどういった名刺入れを使用しているのかなどを詳しく解説していきます。
レディース用名刺入れは奇抜な色は避ける
まず、避けるべきなのが赤色の名刺入れです。女性の場合、男性と比べて華やかで色味のある名刺入れを選ぶ方が多いものですが、派手な上に攻撃的な印象を与えてしまう赤はビジネスシーンにそぐわないカラーなのです。
アパレル業界など、職種によっては「この人おしゃれだな」という印象を与える場合もありますが、入社したての新入社員であったり、お堅い職場に就職する場合はあまりに奇抜な色は避けるのが賢明でしょう。
名刺入れの鉄板カラーというと黒や焦げ茶色など落ち着いた印象のものですが、女性であればシックで深みのある暗めのグリーンやネイビー、ボルドーなどもおすすめです。
また、ベージュや白も人気色のひとつですが、こちらは汚れが目立つためできれば避けるのが無難でしょう。
レディースの名刺入れでブランドものはあり?なし?
おしゃれな女性であれば「絶対にここのブランドの名刺入れがいい!」というこだわりをお持ちの方もいらっしゃることでしょう。しかし若手社員の場合、上司や先輩、クライアントに生意気なイメージを与えてしまう場合があります。
特にハイブランドの名刺入れの中でも、ブランドのロゴが目立つものや、ブランドに疎い人間でも「これは○○のものだな」とわかるデザインのものは避けるのが無難です。もしハイブランドの名刺入れを選ぶ場合は、ブランドであることがわかりにくいものを選ぶと良いでしょう。
レディースの名刺入れの収納枚数はどれくらいがベスト?
職種にもよりますが、名刺入れの収納枚数は最低でも30枚以上が理想です。名刺の角が折れないよう、ある程度厚みにゆとりがあるものを選びましょう。
また、自分の名刺と相手からいただいた名刺を間違って差し出すことのないよう、名刺入れの中に仕切りがあるものを選ぶのも重要なポイントです。
レディースの名刺入れの素材は何がおすすめ?
アルミやスチール製の名刺入れは機能性が高いのですが傷や指紋や目立ちやすく、会社によっては禁止しているところもあります。
また、同様にエナメル素材のものも指紋が目立つため避けるのが正解です。きちんと感を意識するのであれば、レザー素材のものを選ぶのが一番でしょう。
レディースの名刺入れ体験談を9人の社会人に聞いてみた
女性の皆さんにどんな名刺入れを使っているのか、ブランドや値段の相場、選び方のポイントなどを詳しくリサーチしました。
やっぱり黒が無難です
さゆり(30代後半 オペレーター)
仕事柄、お客様に名刺を毎日渡すので、お客様に見られても恥ずかしくない名刺入れを探していたところ、母から印伝の名刺入れを教えてもらい、高島屋デパートで購入しました。4000円ほどでした。印伝は鹿革に漆で模様付けをしている甲州の伝統工芸です。
私は仕事で使用するので、無難な黒色を選びましたが、花柄などいろいろシリーズがあります。使っていくうちに皮が柔らかくなり光沢が出てくるのが印伝の特徴です。最近はプチブライスの名刺入れもたくさんありますが、社会人になると名刺入れは必需品です。良いものを買っておくと長く使えますし、仕事の相手からも好印象になるのでちゃんとしたものを購入することをおすすめします。
ブランド感が控えめなのがお気に入り
ちゃお(31歳 広告代理店/営業)
15,000円ほどで都内のデパートで1年ほど前に購入しました。10年勤務して3代目の名刺入れです。年齢も考えると上品で上質なものにしたかったので、上品なブルーのフルラの名刺入れにしました。内側には3つほどポケットがついているので、自分の名刺はもちろん、相手の名刺もたくさん入るので重宝しています。
名刺のほかに交通ICカードも一緒に入れているため、常に肌身離さず持ち歩いています。少しずつ汚れてきてしまっていますがこれも味かな~なんて思っています。新入社員のうちは「ブランド」感をあまり表に出さず、カラーも派手すぎないものを選んでほしいです。あまり深く悩む必要はないかと思いますが、「ザ・ブランド」はまだ早いかな。たくさん名刺交換をする機会が多いと思うのでがんばってください。
Afternoon Teaのシンプルな名刺入れ
なっち(20代後半 資格スクール講師)
仕事柄黒いシンプルなスーツで業務を行うことが多いので、せめて名刺入れだけは女性らしい華やかな物にしたいと思い、雑貨屋のAfternoon Teaでこの名刺入れを購入しました。甘すぎないパステルグリーンですがリボンの柄が可愛らしくて気に入っています。値段は2000円以内と安いものですが、5年以上使っても色あせやほつれなどがなく丈夫です。
最近ではアニメのキャラクターや奇抜な柄の名刺入れも多いですが、今後名刺入れの購入を検討している新入社員の方は、初めはシンプルなものにした方がいいと思います。また、名刺交換をする相手は名刺入れだけに注目することはありません。スーツやカバンや靴などを含め、外見のトータルの雰囲気を見ています。そのことを踏まえ、全体的にバランスを取れるような色や形状の名刺入れを選ぶようにした方がいいです。
長く使えるものをチョイス
HM(20代後半 営業)
イルビゾンテの名刺入れ(12960円)を愛用しています。とにかくデザインに惹かれて購入しました。購入したのは社会人になりたての頃なのですが、せっかく初めての名刺入れを買うのだから、絶対に自分が気に入るものを買おうと決めて、たくさんのお店を回りました。以前からイルビゾンテの革製品はクオリティが高く、長く使えるということで気になっていたのですが、実際に手に取ってみるとかなりしっくりきたので即決しました。よくある名刺入れとは異なり、パカッと蓋を開けるようなタイプになっている珍しいデザインにも一目惚れしました。今は使い始めて数年経ちますが、徐々に革に味が出てきていい感じです。
これから名刺入れを買う方も、とにかく自分が気に入って使えるもの、つかっているだけでモチベーションがアップするようなものを買われることをおすすめします!
黒のシンプルな名刺入れ
かずこ(36歳 営業)
営業の仕事をする時に、必ず必要なのが名刺入れです。営業に異動する時に、革製品のお店で名刺入れを、購入しました。購入金額は7000円くらいでした。分厚すぎず、でも名刺を切らさない程度には枚数も入り、糸崩れやほつれも全然ありません。使い始めて結構経ちますが、未だに革の匂いがして手に馴染む感じも気に入っています。
アルミケースの名刺入れを持っている人をたまに見ますが、ビジネスマナーとしてNGだと思うのと、あまりパンパンになっているのを見ても、仕事が効率良く出来ないのかなと思ってしまいます。
手触りのよい革製のもの
アメリ(50代前半 役員秘書/製造業)
25,000円でブランドはカルティエです。誕生日プレゼントとして彼から貰いました。高価なものなので使うのに気が引けましたが、使ってみると皮が柔らかく手触りが良いので、15年間愛用しています。大分くたびれてきたので近々新調する予定です。
新入社員であってもお客様は新人と思ってくれるわけではなく、会社の代表と思って接しています。また名刺交換の際、名刺入れを無意識に見ています。高価でなくても会社の代表という意識を持ち、品質のいいものを使うことをおすすめします。いいものを持っていると大切にするでしょうし、いいものに見合った仕事も出来るのではと思います。百貨店に行けば五千円程である程度のものがありますので、あとは自分で使い勝手がいいと感じるものを購入するといいでしょう。
シンプルなものがいい
ももこ(40代前半 営業アシスタント)
女性は特に決まった形がないので、名刺入れは個性が出ると思います。最初はどんなのにしようかなとたくさんある名刺入れの中で迷いましたが、自己紹介も兼ねたご挨拶時にどうしても見えてしまいますし、一瞬でその人を見る人は見ています。お仕事にもよりますが、あまりカジュアルなものだと幼く見えてしまうので、しっかりした素材(皮製品)にしました。お財布と同じで、汚れたら買い換えるくらいつもりで購入したので、4000円位のものにしたと思います。今の名刺入れはサックスブルーですが、季節的にもとても気に入っています。
名刺交換するときにブランド名が見えてしまうと、あまりいい印象を受けません。たくさんの人と名刺交換するときは、自分の名刺も必要ですが、貰った相手の名刺を入れるスペースも必要ですので、そういった点に注意しながら購入を検討すると良いと思います。
ネットで2,500円のものを購入
くろねこ(28歳 事務職)
新入社員の頃にインターネットで、2,500円で購入しました。購入の際には、場面を選ばず万人受けするデザインがいいと考えていました。また使うほどに古さを感じるのではなく、味が出てくるものにしたいと思い皮製の名刺入れにしました。
名刺入れは自分だけに見えるものではなく、お客様にも見えるものです。自分にとってお気に入りのデザインであることも大切ですが、見せる相手にセンスを見られると考えて選ぶことも大切です。また名刺入れは、お客様の初めてお会いするときに使うものですので、粗相のないように出し入れしやすいものがおすすめです。第一印象でスマートな印象をもってもらえるよう、デザインと機能性の両方から考え選ぶといいとおもいます。
シーンによって使い分けています
あみんご(30歳 営業職)
仕事の巡回中に渋谷のヒカリエで、4000円で購入しました。ふだんは黒い小物が多いのですが、洒落が効いたラブレター風に一目惚れしました。ピンクと白がありましたが、やはりこれは白!と思い、汚れてしまうのは覚悟の上で白い方を選びました。ビジネスシーンには相応しくないデザインかも知れませんが、私のクライアントさんはアパレル業界の女性がほとんどなので、感度の高い彼女たちとの話題作りに役立っています。
なお、きちんとしたシーン様に、別の名刺入れも念のため用意はしています。特に年輩の男性相手との商談や上司の同行の時は失礼にならないように気を遣います。次はお財布のブランドと同じもので大人っぽくしたいと思っています。
レディース用の名刺入れは自分が納得できるものを選ぼう
レディース用の名刺入れは基本的には黒やブラウン系が人気ですが、今回の体験談ではパステルグリーンが多い結果となりました。
中にはクライアントに合わせてフォーマルなものとカジュアルなものを使い分けているという方もいらっしゃいました。名刺入れがクライアントとのコミュニケーションのきっかけとなる場合もありますので、選ぶ際には自分が納得できるものをじっくりと時間をかけて選びたいところです。