意外と知らない儲かる仕事ランキング

ここでは「意外と知らない儲かる仕事」について紹介します。景気が良いのは大企業だけで中小企業はまだまだ不況の中です。「儲かる仕事がしたい」と思っても、そんなのないと思ってしまうのが普通ですよね。そこで意外と知られていない高給な職業とアルバイトをランキング形式で紹介します。就活中の方やこれから就職を考えている方も参考にしてください。

意外と知らない儲かる仕事ランキング

儲かる仕事をランキング形式で紹介

景気が上向きとは言われていますが実際景気が良いのは大企業だけで日本は今も不況の真っ只中にいると言っても過言ではないでしょう。そういう世の中ですから「どうせ働くなら儲かる仕事がしたい!」と思うのは当然のこと。誰だってそう思いますよね。では、「儲かる仕事」とは一体どのような仕事でしょうか。有名な儲かる仕事から意外と知られていない高時給バイトまでを紹介します。

儲かる職業ランキングTOP10

儲かる職業ほど、その職業に就くまでにたくさんの知識と技術を身につけなければならないことが下記のランキングからも分かります。正社員で儲かる職業に就くには自分に投資するためのお金と時間が必要だということです。

10位 公認会計士

計算機と確定申告の書類

公認会計士は儲かる仕事と言われています。しかし資格の取得が難しいため長年勉強に費やす必要があります。その見返りはとても多く平均年収は600万円前後となります。年々資格を取得している方が多い傾向ですが、まだまだ需要があるので年収を上げたい方は資格取得に挑戦してみては如何でしょうか。

9位 税理士

税理士も公認会計士同様、難しい国家資格を取得する必要があります。税理士の年収は公認会計士同様、平均年収は600万円前後です。この公認会計士と税理士の資格は簿記の上位資格と言われています。

受験者について、会計士は大学生など20代が多く、税理士は社会人の方が多い、勉強方法にも違いがあります。しかし年収に限って差はほぼ無いと言っても良いでしょう。自分に合った勉強法で得意な資格を取得しましょう。

税理士になるための専門講座

8位 一級建築士

建築士も国家資格を取得した人しか就くことのできない専門性の高い職業です。一級建築士の収入は高めで、平均年収は企業の規模によって異なりますが、大手不動産会社だと500万円から800万円ほどとなります。

中小の設計事務所の場合は400万円から600万円が一般的です。独立して個人設計事務所を経営している場合には実績やスキル、人脈がどのくらいあるかによって舞い込んでくる仕事量や単価が変わるため、収入も人によって大きく差があります。有名な建築士になればそれだけ報酬もアップするので実力がすべてです。

7位 学校教諭

小学校教諭になるには教員免許の取得状が必要です。教職課程のある大学院もしくは大学、短大で学び、所定の課程を修了すると専修、1種、2種のいずれかの免許状が取得できます。その後、教員採用試験を受け、合格すると晴れて小学校教諭になることができます。

熱弁をふるい生徒を指導する学校教諭

公立の小学校で働く場合は地方公務員になるので各自治体の給与体系が適用されます。平均年収は地域や勤続年数などによっても異なりますが、平均年収は400万円から600万円ほどで、40代になると700万円にもなります。私立は各学校によって違いはありますが首都圏では公立以上に給料が良い場合も少なくありません。

中学校教諭になるには国家資格である中学校教諭の免許状が必要です。小学校教諭と同じように教職課程のある大学院もしくは大学、短大で学び、所定の科目を修了すると免許状を取得できます。その後、教員採用試験を受けて合格すれば中学校教諭になることができます。

小学校と同様、公立の場合には地方公務員になるので各自治体の給与体系がそのまま適用されます。平均年収は基本的に年功序列で、500万円から700万円程度。40代では700万を超えるのが一般的です。

最後に高校教諭ですが中学校教諭同様、国家資格です。教職課程のある大学もしくは大学院で教職課程を修了すると高校教員免許を取得することができます。小中とは違い、2種免許状はなく、資格は科目別になっているので、事前にどの科目を教えたいのか決めておく必要があります。

教員免許取得後は教員採用試験を受け、合格すれば高校教諭になることができます。小中と同様、勤務するのが公立の高校の場合、地方公務員になるので各自治体の給与体系が適用されます。年功序列で勤続年数によって給与にも差がありますが、平均年収は600万円から700万円と安定しています

学校教諭は公務員なので一般企業に比べ給料が高めで、安定しており、福利厚生も整っています。しかし残業手当などは支給されず実質、労働時間が民間企業より長いです。働きに見合うだけの対価をもらえているかどうかについては疑問の声が多く挙がっています。

6位 弁護士

弁護士は一般的に年収が高い職業として知られていますが、弁護士になるにはまず司法試験に合格しなくてはいけません。司法試験を受けるためには法科大学院を修了するか、司法試験の予備試験に合格するかの2つのルートがあり、司法試験を受けるところまでに到達するのも大変です。

弁護士の平均年収ですが、高いイメージはあるものの実際のところ人それぞれです。数千万円もの年収を手にしている人も居れば、500万円以下の年収の弁護士さんも居ます。平均年収は690万円から1000万円ほど。女性より男性のほうが高収入な職業です。

5位 医師

医師も弁護士同様、平均年収が高い職業で有名です。医師になるには国家資格である医師免許の取得が必要です。高校卒業後、医学部のある大学や医科大学で6年間学び、国家試験合格を目指します。

ネギを手渡す医者

医師免許を取得した後も研修期間があり、それを経て晴れて一人前の医師になります。研修医期間の年収は400万円程度ですが、勤務医の平均年収は1,000万円を超えています。大学病院に勤める場合、キャリアアップするにつれ給料は高くなり、待遇も良いものになるでしょう。

4位 大学教授

大学教授は学生に講義を行うだけでなく、自分の研究を行い論文提出するのも仕事の一つです。大学教授になるのに特に必要な資格はありませんが大学院博士課程を修了し博士号を得ていなければなりません。平均年収は1,000万円から1,200万円ほどです。給与は年齢や国立か私立によって大きく変わります。

3位 メディア系の職業

メディア系の職業の中でも「テレビプロデューサー」は平均年収の高い仕事です。プロデューサーになるには放送局に就職し、ADとディレクターを10年以上経験する必要があります。番組制作は100%経験がモノを言う世界。ある程度の経験と実力のある人でなければなれません。

年収は、1,000万円から1,300万円と高めです。人気番組を作れると高収入に繋がるようです。しかしその反面、寝る時間がほとんどないなどの過酷労働を強いられます。

2位 金融系の職業

金融系の職業の年収は高額です。外資系のファンドマネージャーになると年収1億円を超えることもあります。しかし日本の企業は個人がいくら稼ごうとしても会社の利益となり給料に還元されない傾向があります。その為日本の金融系の職業では平均年収は1,000万円から1,500万円ほどになります。それでも年収としては高い職業なのでお金を稼ぎたい方は就職を検討してみては如何でしょうか。

札束を取り出す男性

1位 パイロット(航空機操縦士)

数ある職業の中でも最も高年収と言われているのがパイロットです。パイロットになるには2つの方法があり、一つは大学を卒業してから航空会社に入社し、そこでパイロット養成訓練を受けてパイロットになるための資格を取得する方法、もう一つは短大や高専を出た後、航空大学に入学し、在学中に必要な資格を取る方法です。

大手航空会社のANAやJALのパイロットの平均年収は2,000万円弱と言われています。給料は勤続年数によって上がっていくため、機長にもなると2,000万円以上の年収の人もいるようです

稼げる仕事はこれ!男女問わず人気の職業4つ

年齢別平均年収

平均年収

民間企業で働く方、いわゆるサラリーマンやパートタイム従業員という方の年齢別の平均年収をご紹介します。平均年収を知ることで、自分の市場価値というものが見えてきます。例えば、平均年収よりも自分の年収が低かったとき、それは自分に市場価値が無いということではなく、もしかすると市場価値に見合った給与をもらっていないという可能性もあるのです。大手の転職サイトなどで、無料で市場価値を査定してもらえるサービス等もありますので、転職を考えている方は参考にしてみてはいかがでしょうか。

データを詳しく見ていくと、男性では50代をピークとした山なりとなっている事がわかります。一方、女性のほうでは年齢別の差があまりみられず、むしろ30代がピークであるとも見えます。この結果から見られるのは、パートタイムも含めた平均ということで、おそらくは出産・育児により仕事を退職し、実質は旦那さんの収入をメインとして共働きをしている女性が多いのではないでしょうか。本当に第一線で働く女性のデータに限れば、おそらく男性側と同様の結果となるでしょう。しかしながら、平均年収で見ますと女性の社会進出において依然として課題が残っていることが読み取れるのではないでしょうか。

年齢 男性
(万円)
女性
(万円)
19歳以下 156 126
20~24歳 271 231
25~29歳 381 295
30~34歳 463 300
35~39歳 560 296
40~44歳 634 281
45~49歳 662 278
50~54歳 667 266
55~59歳 638 263
60~64歳 505 233
65~69歳 398 215
70歳以上 411 253

意外と知られていない中にもある儲かる仕事3つ

現金を握り悪い顔をする男性

一般にはあまり知られていない仕事の中にも高給な仕事はあります。たとえば以下のようなものです。

1.馬の調教師

競走馬の調教が仕事です。調教師の収入は自分が管理している馬をレースに出走させることで得る収入、管理している馬がレースで勝利したことで得る収入、馬主から馬を管理するのに支払われる収入からなります。

JRAに所属している調教師の平均年収は約1,200万円です。その業界で有名になれば年収もその数倍と言われています。ですがその分、自分の厩舎に関わる馬や人に対して重い責任を背負っています。

2.初生ひな鑑別師

初生ひな鑑別師とは孵化したひよこの性別を瞬時に判別する仕事です。れっきとした国家資格で難易度が高く、毎年の合格者はごくわずかです。試験の難易度が高いせいか、初生ひな鑑別師の収入は高い部類に入り、平均収入は600万とされています。この金額は居候弁護士つまり雇われ弁護士の平均収入と同じと言われています。

3.電車運転士

勤務時間が不規則なため、その分福利厚生制度は整っている場合が多いです。特にJR各社や大手私鉄のように会社の規模が大きいほど制度がしっかりしています。電車運転士の平均年収は30歳で600万前後(都市部の大手鉄道会社)地方の私鉄でも400万前後とされています。

楽しい仕事をするための4つの考え方

儲かる仕事はまだある!高時給のアルバイト5つ

お金を見せびらかす男性

正社員のお仕事ばかりでなく、アルバイトにも高時給のものはあります。一体どんなものがあるのでしょうか。一つずつ見ていきましょう。

1.お墓参り代行

自分でお墓参りできなくなった高齢者などの代わりにお墓参りに行く仕事です。墓石の清掃や雑草取りをして綺麗になったお墓を写真に撮り、お線香と花を供える、ここまでが一連の流れです。時給は5,000円~10,000円程度が相場といわれています。

2.覆面調査

飲食店やエステ店などに一般客として訪れ、店内の衛生管理が行き届いているかどうか、接客態度はきちんとしているかなどをチェックし、後からレポートやアンケートなどで報告するという仕事です。時給は3,000円~10,000円が相場といわれています。

このファンくるが一番有名なサイトです
覆面調査ミステリーショッパーのファンくる

3.座談会モニター

あらかじめ指定された日時に指定された会場へ足を運び、他の参加者たちと指定されたテーマについて2時間程度討論を行うという内容の仕事です。化粧品会社やお菓子メーカーが主で報酬は討論終了後、その場で支払われます。時給は3,000円~8,000円が相場といわれています。

4.家庭教師

生徒の年齢や教える側の在籍する大学によって値段が変動します。大学受験のための家庭教師の場合は比較的高額で、実績がある場合ほど報酬も高くなります。家庭教師派遣センターなどを介さず直接仕事をもらったほうが報酬はすべて自分に入ってくるのでオススメです。時給は3,000円~5,000円が相場といわれています。

5.翻訳

翻訳する言語が何なのかによっても報酬額は違います。最近では供給過多の英語より需要の多い中国語などが比較的重宝され、時給も高めになっています。語学を勉強している人にとっては良い実践にもなる一石二鳥のアルバイトです。時給相場は2,500円~5,000円といわれています。

楽なバイトおすすめベスト3をタイプ別に紹介

儲かる仕事にはそれだけ責任やリスクがある

「儲かる仕事がしたい」と思っても普通は早々見つかるものではありません。手っ取り早く儲かる仕事がしたいのなら正社員でいるよりも経営者になることです。しかし簡単に「起業しよう」と思える人は居ませんよね。それは必ずリスクと責任が伴うからです。

それが怖ければ役員まで上り詰めるか、給料の高い職場に転職するかです。何にせよ、あなたはお金を得るために頑張らなければなりません。

おいしいだけの話なんて世の中にはないのです。とはいえ、調べてみる価値はありますので、「儲かる仕事がしたい」と思っている人はまずは徹底的にリサーチしましょう。何事も動き出すことから物事は始まります。