OLが副業するならおすすめしたいお金を稼げる10の仕事

OLでも副業によって収入を増やしたい、また個性を発揮できる仕事がしたいと考える女性が増えています。アルバイトやブログアフィリエイト、投資、在宅ライターや雑貨デザイナーなど、転職よりもリスクがなく、収入を増やせる可能性があるOLにおすすめの副業についてまとめました。

OLが副業するならおすすめしたいお金を稼げる10の仕事

OLで副業を考えている人は多い

OLという立場は気楽な立場だと考えている人も多いですが、一方で収入が少ないこと、また給料の伸びがあまり期待できないことに危機感を感じている人も増えています。

昔と比較して契約社員や派遣社員といった非正規雇用者が増加傾向にあり、その場合は正社員のような福利厚生の恩恵を受けたり昇給を考えることは難しいものです(注1)。

収入の確保のために、また能力開発の機会として副業を考えている女性は少なくありませんが、OLに最適な副業はどういったものになるのでしょうか。おすすめの副業をまとめました。

OLに向いている副業って?

虫眼鏡をのぞきこむOL

副業を考える前に、OLの特徴を考えることから始めるのが良いでしょう。OLだからこそのメリットを活かして、数多くの仕事から副業にするものを絞り込んでいくのが効率的です。

1 多くの時間が必要ない

一般的に副業に向いているものは、多くの時間が必要ない仕事です。たとえ収入がすぐに増えるわけではないとしても、時間を少しずつ出していけば行える仕事が一番です。OLの多くは退社時間や休日が安定していますから、空いている時間の中でできそうな仕事を考えてみましょう。特に土日のみの仕事があれば狙い目です。在宅の仕事なら、移動などの時間が省けるのでさらに取り組みやすいです。

2 趣味・特技が活かせる

OLの多くは、単純な事務作業に従事していますが、中には学生時代に、また社会人になってからも趣味などで磨いた、卓越した技術や知識を持っている人もいます。もともとの趣味や特技を活かして、普段職場では活かせない能力を発揮して副業にすることができれば成功率も高まります。

3 個人でできる

副業にするのであれば、できれば個人で完結する仕事を探すのが良いでしょう。複数人で何かを作ったりする仕事になると、どうしても他のメンバーの都合で自分の都合を犠牲にしないといけない場面が出てきます。それでも収入が良ければ問題はありませんが、多くの人はただ収入を増やすだけでなく、その収入をもって遊んだり買い物したりと使う時間が欲しいはずです。あまり他の人の都合で時間を奪われない仕事が向いています。

OLにおすすめの副業10選

図解:OLにおすすめの副業10選

OLにおすすめの副業を10種類紹介していきます。自分のライフスタイルに合わせて検討してみてください。

1.ポイントサイト

ポイントサイトは、登録制のサイトで広告を見たりアンケートに回答したり会員を紹介したりすることによって現金化が可能な(もしくは現金同様に使える)ポイントを集めることができるサービスです。

実入りが良くないという意見も多いですが、毎日頑張って登録サイトを増やし、時間を出してしっかり管理していくことで月に数万円の収入にすることも可能です。時間に制約がほとんどなく、また特殊な技術も不要ですし、様々な商品やサービスについても知識がつきますので、副業らしい副業は自信がないという人にもおすすめです。

2.ブログアフィリエイト

ブログアフィリエイトは、自分でブログを作成し、そこにアフィリエイト広告と呼ばれる商品紹介の広告を掲載して収益を得る方法です。

今や多くのアフィリエイト目的のサイトが林立しており、Webを仕事にしている人でも大成功は難しいと言われていますが、ちょっとしたお小遣い程度であればまだまだ十分に稼ぐことができます。自分の好きなことなどを突き詰めて勉強したり、表現したりしながらお小遣いが楽しく稼げますので、収入目的というよりも趣味として行っている人もいます。

専門的なノウハウがないとなかなか成果に結びつかないため、勉強も必要ですが、資料や書籍も非常に多いため取組みやすい副業です。

3.普通のアルバイト

「副業禁止」と言われる会社でなければ、仕事に出ない時間帯に普通のアルバイトを入れて働くというのも一つの方法です。

体力的に、時間的にはちょっと大変にはなりますが、いつもと違う仕事をすることによって様々に刺激がありますし、何より時給ですから、働いた分だけ確実に収入になるという安心感があります。

OLの場合は、早朝もしくは夜の時間帯、もしくは週末だけのアルバイトを探すことになりますが、探せば種類は色々ありますので、自分のスキルや経験とマッチするものを選ぶと良いでしょう。

4.講師・インストラクター

地球儀を指差しながら説明する講師

何か特殊な知識や特技がある人は、それを使って講師としてアルバイトをすることもできます。

今はインターネットを通して様々なスタイルの授業ができるため、ニーズさえあれば近くに事務所などが無いとしても講師として働くことが可能になっています。マナーや語学、プログラミング、ヨガ、スポーツ、資格対策など、様々な種類の講師としてアルバイトをすることが可能です。塾講師や家庭教師のようなものを、より広く考えてみると良いでしょう。

5.ホームヘルパー

資格が必要なケースがほとんどですが、ホームヘルパーのアルバイトを行う人もいます。

仕事の後だと体力的に大変ですが、正規のホームヘルパーだとしても週末や夜の時間帯は休みたいもので、探せばかなりニーズが多いことがわかります。必要に応じて資格取得なども研修に参加させてくれる会社もありますし、個人の能力次第で多くの依頼が受けられるため、収入も頑張れば伸びやすいです。

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6.雑貨デザイナー

手先が器用で、自分で様々なものを作ることができるという人は、その能力を活かして雑貨デザイナーをしてみるのも良いでしょう。

「週末に製作を行い平日にオークションやフリマサイト、アプリなどに掲載して販売する」というスタイルでお金を稼ぐ人も増えています。何を作るかによって単価も大きく変わってきますから、趣味とは違い売ることを前提に作ることが大切です。出来がよければファンもついて本業よりも稼げる可能性もあります。

7.翻訳・通訳

もし日本語以外に不自由しない言語があるなら、それを利用して翻訳や通訳の仕事にチャレンジしてみるというのもひとつです。

翻訳も通訳も、言語ができるだけではなく、ある程度の分野に強くないと上手く訳せないこともありますので勉強も必要になりますが、能力開発の機会にもなりますし、眠っている言語能力を使ういい機会になります。収入も自分のレベルに合わせて上がりやすいので、最初から副業を考えて語学教室で勉強をするというのも良いでしょう。

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8.投資

副業でありながらも本業を超える収入を得られる可能性があるのが投資です。投資には株式投資や不動産投資、FXなど様々な種類のものがありますが、基本的に自分がお金を出して、そのお金を増やしていくことになります。

お金が減ってしまうリスクもありますが、知識があり、また十分な資金があって、多少落ちたとしても上がるまで待てるという人であれば、かなりの確率で収益になります。投資に関する勉強会は大小様々なものがありますので、始めたい人は参加してみると良いでしょう。

9.家庭教師

熱心に説明する家庭教師

家庭教師もOLにとって実は有力なアルバイトです。もちろん、教えられるほどの学力が必要になりますし、進路の悩みなども相談されることがあります。

大手に登録してというのは学生のアルバイトでは多いですが、OLの場合は知人や親戚などの家庭教師を請け負うのが良いでしょう。ただし、マイナーな言語や音大・芸大受験など、特殊な分野などに対応できるスキルがある場合は、専門講師を集めている登録制の家庭教師サービスに登録すると良いでしょう。

10.ライター

ライターは専門的に文章や記事を書く仕事ですが、今は雑誌や新聞といった紙のメディア以上に、インターネット上に掲載するための文章を書くライターのニーズが高くなっています。

専門知識やスキルが必要なものもあれば、誰でも書くことができるようなものまで様々です。請け負う仕事の量やペースは相談して決められることが多く、初めての人でも経験を積んでいくことで、月に数万円を稼ぐことができるライターになることが可能です。

まずは「3万円ビジネス」を目指そう

3万円をもってアピールする女性

副業を考えるのであれば、まずは最初の目標として3万円ビジネスを目指すことをおすすめします。

3万円ビジネスとは、特定の取引先から請け負う3万円程度の仕事を言います。複数の3万円ビジネスを持つことで収入の安定化をはかりやすくなるという考え方です。

副業が拡大していくと、ひとつの取引先から10万円程度収入を得られることもありますが、その取引先が無くなると10万円の穴が開いてしまいます。副業としてビジネスをする際も、まずはひとつ3万円ビジネスを作って、それを軸に順次拡大していくと良いでしょう。

これからはOLも副業の時代

「働き方改革」が進む中で、仕事とプライベートのバランスを見直す動きが広まっていますが、一方で収入をどのように得るかということについても再考が必要になっている昨今。「一人は一つの仕事をするべき」という昔の考え方も大きく変わりつつあり、基本的な収入を得る仕事とは別に能力開発や自己実現などを目指した仕事をしたいと考える人が増えています。

ずっとOLだけを続けるのは面白くない、また収入的にも不安と感じている人の中で、副業に対する注目が集まってきています。今後は複数の仕事を持つ人も増えていくでしょう。