かっこいい仕事、姿ってどういうこと?
仕事を探しているとき、将来働く自分の姿を想像して、こんな仕事やあんな仕事がしたいとイメージすることはありますよね。しかし、まだ経験がそれほどない場合はイメージするにしても、世の中にどんな仕事があるのか、あまりよく知らないものです。
どんな仕事があるのかは、周りにいる家族や友人からたまに聞く話の中や、あるいはそのとき観ていたドラマや映画の登場人物からなんとなくこんな感じかな?と想像してみるくらいのものです。しかし、仕事の数は星の数ほど存在します。
知らない世界がたくさんあると、実態をよく知らない状態で、なんとなくかっこいい仕事はこれと憧れを抱くことも多いでしょう。
子供の頃の「かっこいい仕事」は大人になった今はどう映るのか
子どもの頃に抱いた憧れの仕事といえば、男性であれば警察官、お医者さんといった人の役にたつ仕事、女性であれば、美しい女性の代名詞でもあるアイドルやケーキ屋さん、お花屋さんといった感性を必要とするお仕事などが代表的なものとしてあげられるかと思います。
では、大人になってからはどうでしょうか。子どもの頃に憧れたかっこいい仕事は変わらないのではないでしょうか。
今回は、本当にかっこいいと思える仕事はどのようなものか考えるきっかけになるよう、かっこいいと思われる働く姿にフォーカスをあてたいと思います。
かっこいい仕事の定義は人それぞれ
では、かっこいい仕事ときいて、今のあなたは何を想像するでしょうか。
まだ仕事の経験が浅い人であれば、単純に人からかっこいいと思われがちな職業を答えるのが多いことだろうと思います。
しかし、いろいろな経験を積んできている人であれば、職業ではなく、働く仕草やスタイルに触れるもの。
特に経験で違ってくるのは、かっこいいと思う仕事が、華やかさだけを売り物にした仕事だけではないという点。
例えば、地元で何十年も営む小さな食堂の店主が、毎日毎日安くて美味しい食事を提供してくれる姿をみてかっこいいと思う人もいれば、伝統を受け継いだ工芸師の、ひとりこつこつと毎日同じ作業を繰り返し励む姿に憧れるなど、生き様ともいえるような働き方をしている人を指すこともあります。
あるいは、単にお金を多く稼げる仕事をかっこいいとする人もいることでしょう。
ここまででお分かりの通り、かっこいいという定義は、年齢やそれまでの経験値、価値観など、人によって捉え方は様々です。
自分にとってかっこいい仕事というものがどのようなものであるか、頭の中で考えるのは限界があります。その考え方の物差しとなるよう、ここからは異性からみてかっこいいと思う仕事のあり方を見ていきたいと思います。
かっこいい仕事をしていると女性がいい男認定する男性の働く姿
女性というのは仕事ができる男性にとことん弱いもの。どんなところに「かっこいい」と心奪われるのか、女性の視点で見ていきましょう。男性は是非、かっこよく働くイメージの参考にしてみてくださいね。
専門性を日々養っている
平日の通勤時間や土日の空いている時に、英語やビジネス関連本など学びを得ようと努力している男性の姿はとてもかっこよく映りますよね。
実際にそんな姿を目の当たりにせずとも、一緒に仕事をしていれば、どれだけの努力をしているかはだいたい想像がつくもの。誰も見ていないところでも、しっかり努力できる人こそ頼りがいが感じられ、多くの女性からかっこいいと思われるでしょう。
面白いアイディアを提案できる
奇抜なアイディアというよりも、その時々の会社の事情や世間の市場感といったことをきちんと理解した上で、世の中に通用するアイディアを提案できる人も、男女問わず、かっこいいと憧れられる存在になるでしょう。
そういったアイディアは、単なる思いつきではなく、専門性と同じように、日々の生活の中で一生懸命仕事のことに思考をはりめぐらせている賜物です。地に足がついた提案ができるからこそ、かっこいいと思われる所以です。
上司も味方にする交渉術がある
ちょっととっつきにくい上司や取引先のお客さんに対して、言い難いこともご機嫌をそこねることなくしっかり主張し、しかもいつの間にかすごく可愛がられている人ってたまにいますよね。
仕事をする中で、良好な人間関係を構築するのは、ビジネスの世界では最も重要です。それをしっかり理解した上で、誰よりも大人な対応ができる男性こそ安心して頼れる存在として、かっこいいと認定されるでしょう。
トラブルにもめげないタフな精神力をもっている
仕事をする中で、想像しえないほどつらい状況にぶつかることはおそらく誰にでもあります。忙しすぎて、体力も気力も奪われてしまったり、トラブル対応に追われ、精神的に追いつめられてしまったり。
そんな時でも、まるで余裕しゃくしゃくといった姿を見せられる人は、それがどんなに強がりであろうとも、頑張って周囲に気を配る姿にときめく女性は多いはず。弱音をはかない男気に女性は弱いものですね。
かっこいい仕事をしていると思わず見惚れる魅力的な女性の働く姿
女性にとって、かっこいいは褒め言葉として捉えにくいものですが、男性だって、かっこいい女性に惚れてしまうこともありますよね。特に仕事の面で女性をかっこいいと思える男性こそ、仕事に対して一生懸命真面目に取り組んでいるものです。そんなかっこいい男性からかっこいいと思ってもらえるよう、ぜひ意識してみてくださいね。
どんなに忙しくても笑顔を絶やさない
仕事でつらいときがあるのはみな一緒。そんな中、つらい状況を見せないようにどんな時も笑顔でいられる女性にほっと癒されたという経験のある男性はいることでしょう。
笑顔でいられることがそう簡単ではないことは、一生懸命働いている人であれば、ちゃんとわかっているもの。だからこそ、そんな姿に、女性でありながらかっこいいと思われるのです。
弱音を吐かず男前の仕事を全うする
男性と同じフィールドで活躍する女性も、最近では徐々に目にするようになってきました。わかりやすい例でいうと、大工やドライバーといった体力勝負の仕事で、男性以上に活躍している女性や、一般的な企業の仕事でも、全面にたって海外の企業と交渉したり、大勢のプロジェクトをリーダーとして牽引したりと、男前にバリバリ仕事をこなす女性であれば、男女問わずかっこいいと憧れられることでしょう。
がむしゃらに頑張れるというのは、なかなかできないことだからこそ、尊敬の眼差しを受けるのですね。
ちょっとした気配りで周りの雰囲気を明るくする
ビジネスの世界で、良好な人間関係を構築することがとても大切だというのは前章でも触れた通りですが、そんな中、周りの空気を瞬時に察して、ちょっとした合いの手を差し伸べたり、場を明るくするような素振りをみせることで周囲が安心できる空間を作れる女性は周りから大変重宝されます。
この人がいてくれるからこそ安心してみんなが仕事に取り組めるといった人であれば、気づいたらリーダーやマネージャーの役割を任されていた、ということもあるでしょう。
自分を主張しすぎることなく、しっかり周りをまとめることができる人こそ、かっこいい仕事をしている女性として認識されることでしょう。
女性の感性を生かして勝負
ファッションや美容など、男性の感覚にはあまりない領域で活躍している人をみると、得意を仕事としている姿にほれぼれとする人は多いことでしょう。
自分の仕事に対する思い入れをしっかりと持ち、仕事に対するモチベーションが高い人ほど、手が届きそうになく、見ているだけの高嶺の花といった存在になることもあります。
そこまでの存在になるのは難しいですが、どんなジャンルでも、自分が他の人よりも上手にできることを突き詰めて、得意を仕事にできるようになるといいですね。
かっこいいと思われることを仕事のモチベーションにするのはあり
異性からの視点でかっこいい仕事の姿をご紹介していきましたが、働いてきた経験が少ない人であれば、異性がどういうところをかっこいいとして見ているのか、考えもつかなかった、という人もいるでしょう。
もちろん、人によってその定義はまちまちですが、そういった観点で自分にとってのかっこいい仕事を考えてみるのも、新たな視点で考えるきっかけになるものと思います。
ここにあげられていないものももちろんたくさんありますので、それらに加え、周囲の女性がどのように考えているのかを訊ねて、参考にしてみるのもいいかもしれません。
異性からかっこいいと思われたいために仕事を頑張るというのも、モチベーションを高める方法のひとつですので、ぜひ取り入れてみてくださいね。